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ホーム > 2004年度実践団体の報告「田辺市立新庄中学校」> 学習の内容

2004年度実践団体の報告〜学習の内容

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

田辺市立新庄中学校  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 学習の内容 | プランの効果メリット | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

<田辺市防災訓練への参加>
○事前学習
  実施日:8月29日 所要時間:30分 場所:体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
・ 地域の安全を守るために地域の方々との協力することの大切さを理解する。

・ 体験学習を通して、防災意識を高め、地域の防災に貢献できることは何かに気づく
田辺市防災訓練に3年生全員参加
○事前学習
・地域の一員として、積極的に取り組むこと、
・もしもの時、若い君たちが大いに役立つことを説明

○「炊き出し」の準備

 
 
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<田辺市防災訓練への参加>
○地震講座
  実施日:8月29日 所要時間:30分 場所:
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
・ 地域の安全を守るために地域の方々との協力することの大切さを理解する。

・ 体験学習を通して、防災意識を高め、地域の防災に貢献できることは何かに気づく
  ○「地震講座」
・外部講師:田辺市総務課
・地震に備えて何が必要か
・地域住民としての心得

・ 地震のメカニズム、地震による被害写真等、ビデオ上映。参加された地域の方々と共に鑑賞。
・ 恐怖感だけを残すのではなく、地震に立ち向かうためには何をしたら良いのかという発想にいかにもっていくか。

スクリーン
ビデオ
プロジェクター
 
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<田辺市防災訓練への参加>
○炊き出し訓練
  実施日:8月29日 所要時間:30分 場所:
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
・ 地域の安全を守るために地域の方々との協力することの大切さを理解する。

・ 体験学習を通して、防災意識を高め、地域の防災に貢献できることは何かに気づく
○「炊き出し訓練」
・外部講師:田辺市赤十字奉仕団
・衛生面の指導
・おむすびのにぎりかた

・地域の方々と「おむすび」を作り、参加していただいた地域の方々に配る。

災害用移動炊飯器
お米、梅干、
ビニール袋、パック・輪ゴム
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<田辺市防災訓練への参加>
○放水訓練
  実施日:8月29日 所要時間:45分 場所:グランド
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
・ 地域の安全を守るために地域の方々との協力することの大切さを理解する。

・ 体験学習を通して、防災意識を高め、地域の防災に貢献できることは何かに気づく
  ○「放水訓練」
・外部講師:田辺市消防団
・水圧に負けないようにしっかりホースを支える。
・田辺市消防団の協力により、グランドにおいて放水訓練を行う。
・放水訓練を単純にしないため、 目標をどのように設定するかに留意した。

○講座の感想を発表
○外部講師による講評

放水訓練用の的
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○演劇「稲むらの火」の発表  実施日:11月21日 所要時間:25分 場所:教室 体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
・ 学年の一人ひとりが自分の役割を理解して取り組んでいるか。
・ お互いが協力しながら、劇に取り組んでいるか
校内文化祭において演劇「稲むらの火」を発表
○事前準備
総合的な学習の時間を使って、以下を行った
 ・脚本決定
 ・配役
 ・照明、衣装など大道具・小道具の準備
 ・劇の練習

・参加者のみなさんに、はっきり台詞が伝わるよう、出演者一人ひとりが自覚し、ゆっくり丁寧に声を出すこと。
・時代背景や雰囲気作り
・津波の映像をどのように現すか。
・稲むらの火をどのようにセットするか。
・それぞれの場面で音響をどのように設定するか。

PC
プロジェクター
照明
衣装
大・小道具類
演劇を通して在校生や保護者・地域の方々に津波が発生したときどのような行動をとればいいのかを考える機会にする。

・浜口梧陵のように、他の人々の為に自分の財産を費やすことの価値について考えさせる。

・地震学を後輩に受け継いでいくため、この劇を導入として考えてもらう

  ○「稲むらの火」発表
 小泉八雲の名作「生ける神」をもとにして、教科書用テキストに作られたもので、和歌山県有田郡広川町に生まれた浜口梧陵の崇高な生き方を教えている。


○文化祭の発表の感想文を書く

PC
プロジェクター
照明
衣装
大・小道具類
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○新庄地震学発表会  実施日:12月21日 所要時間:120分 場所:体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
・グループごとの発表を聞きながら、地震に備え自分たち学校生活や、家庭生活でできることは何かを考える。

・グループ発表の話しに耳を傾け、積極的に理解しようとしているか。

・体験学習を通して、防災意識を高め、地域の防災に貢献できることは何かに気づく

生徒は教科ごとに系統的・発展的に調べた内容を、9教科16グロープに分かれ発表する。

○国語 震災体験の語りや詩・俳句等を取り上げて、人々の心情や訴えている内容を探求する。
 1.紙芝居「最後のうしろ姿」製作
○社会 「新庄と地震」・「新庄の地震」等の文献や地域の文化財から新庄の地震について歴史的に探求する。
 2. 日本の地震の歴史 
 3. 新庄地区の津波被害(新庄地区の立体地図の製作)
○数学 南海沖地震の発生をシュミレーションし、震源や地震規模から、新庄への津波の到達地点や規模について探求する。
 4.地区住民の地震に対する意識調査
 5.津波が新庄地区に到達する時間
○理科 地震そのもののメカニズムについて探求する。
 6.地震の起こる原因と構造
 7.津波発生のメカニズム
○美術 地震・津波等に対する地域住民への広報活動を探求する。
 8.広報活動「避難場所」標識の作成
○音楽 地震発生後に、音楽が人々にどのような影響を与える探求する
 9.災害後に聴きたい音楽
○保体 地震発生時の救命行動について探求する。
 10.応急措置の方法
 11.地震から身を守る方法
○技家 地震発生時のライフラインの獲得方法を探究する。
 12.災害発生後に必要なもの
 13. 災害発生後、何ができるか
 14.地震・津波等に対する様々な対策
 15.パンフレット作り(暮らしの安全読本)
○英語 各国の地震に対する危機管理パンフレットなどを、インターネットによって集め、各国の地震への備えを探求する。
 16.世界の地震と対策

*発表の仕方、例えば、パワーポイントで発表するだけでなく、実演を交えて発表する等工夫した。

*校区の小学校6年生も参加しているので、なるべく分かりやすく、ゆっくり説明する。

PC
スクリーン
プロジェクター
ダミー
立体地図
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