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2004年度実践団体の報告「東京都葛飾区立東金町小学校」
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学習の内容
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東京都葛飾区立東金町小学校
実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ
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学習の内容
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プランの効果メリット
| 最終報告会資料(PDF) |
最終報告書(PDF)
○避難訓練
実施日:9月1日 所要時間:30分 場所:教室・校庭
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
注意事項を理解できたか。
○注意事項説明
・警戒宣言発令とともに、職員室に参集。
・注意事項を説明する。
ヘルメット
注意事項を守って帰宅できたか。
○保護者引き渡し
・児童と保護者を照会し、児童を安全に帰宅させる。
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○イメージマップづくり
実施日:9月2日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
地震から連想する多くの言葉が書けたか。
○作業説明
・「地震」から連想する言葉を自由に書くよう説明する。
・児童が「地震」についてどれほどの認識をもっているかを調べた。
プリント
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○地震のメカニズム1
実施日:9月3日 所要時間:45分 場所:視聴覚室・教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
地震のメカニズムを理解できたか。
○地震のメカニズム
外部講師:東京大学工学部都市工学科研究生
・地震の科学的な側面を分かりやすく理解させる。
◆地球の内側
◆プレート
◆地震のしくみ
◆世界の地震発生地点
◆日本の地震発生地点
パワーポイント
地震の恐ろしさを理解できたか。
自助・共助の必要性を理解できたか。
○阪神・淡路大震災
・阪神・淡路大震災を題材に地震の恐ろしさを理解させる。
・地震の恐ろしさだけでなく、自分にできることがあることを理解させる。
◆阪神・淡路大震災の被害
◆自助・共助の重要性
パワーポイント
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○地震のメカニズム2
実施日:9月3日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
地震を具体的にイメージできたか。
○ビデオ視聴
・阪神・淡路大震災の記録映像の視聴
ビデオ
本時の内容を理解したか。
○振り返り
プリント
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○意識知識調査
実施日:9月7日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
○内容の説明
・回答・解答方法を説明する。
◆意識編
・用語を説明する。
・地震に対する意識に関する調査。
◆知識編
・用語を説明する。
・地震に対する知識に関する調査。
プリント
正直に回答しているか。
○解答・解説
・質問の解答及び解説。
*以後の学習の動機付けとするため、意図的に点数が低くなるようにした。
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○葛飾区防災課講話
実施日:9月14日 所要時間:45分 場所:備蓄倉庫・教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
興味を持って見学できたか。
○備蓄倉庫見学
外部講師:葛飾区防災課
・校内設置の備蓄倉庫を見学し、備蓄物品について学習する。
備蓄物品
静かに話を聞き、内容を理解できたか。
○区の防災対策
・区の防災対策について理解させる。
◆総合防災訓練、地域系無線、地震計、雨量計、葛飾FM、街頭消火器、備蓄倉庫など。
写真・地図
○家庭での備え
・家庭での備えの必要性を理解させる。
・安全点検、非常持ち出し袋、家族会議、連絡方法の確認など。
防災に対して地域で取り組んでいることを理解させるとともに、自助・共助の必要性を理解させる。
○災害時の学校の役割
・災害時の学校の役割を理解させる。
・避難所運営会議など。
○防災に関する地域の取組み
・防災に対する地域の取組みを理解させる。
・地域での防災訓練。
○アルファ米試食
・備蓄物品のアルファ米を試食する。
アルファ米
○無線機体験
・代表児童による無線機体験
無線機
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○NPO講話
実施日:9月30日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
災害の恐ろしさやボランティア・助け合いの大切さを理解したか。
○阪神・淡路大震災とボランティア
外部講師:松尾知純氏(防災を考える若き市民の会)
・阪神・淡路大震災の被害と、ボランティアの概要。
・阪神・淡路大震災の被害とボランティアの活動について自らの体験をもとに理解させる。
パワーポイント
黒板
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○NPO講話
実施日:9月30日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
自分にできる防災を考えようとしているか。
○「防災」について
・災害を「日常」、「災害」、「救助」、「避難生活」、「復興」、「日常」と時間経過で考え、それぞれで必要な「防災」について考える。
・「防災」について自分にできることを考えさせるため、あえて具体的な「防災」の内容をあまり示さなかった
パワーポイント
黒板
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○まちあるき準備
実施日:10月4日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
○まちあるき概要説明
・まちあるきの実施要領について説明する。
○グループ分け
・2クラスを6グループに分ける。
地図(大)
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○まちあるき準備
実施日:10月5日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
まちあるきの実施要領を理解したか。
○まちあるき実施要領
・グループに分かれて、地域内の「消火器」、「消火栓」、「病院」、「地震のとき危険なもの」、「地震のとき役にたつ物」を探し、地図に記録する。
・まちあるきの際に児童が着目すべき事項をあらかじめ指導した。
・その後、防災マップを作成する。
地図(大)
グループで協力して効率よく実施したか。
○事前会議
・グループ内で作戦を練る、係を決める。
地図(各自)、カメラ
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○消防署講話
実施日:10月5日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
阪神・淡路大震災の概要を理解できたか。
○阪神・淡路大震災
外部講師:東京消防庁金町消防署指導調査係
・阪神・淡路大震災の被害と消防など共助の活動について理解させる。
被害、消防署の活動。
写真
公助の限界について理解できたか。
○自助・共助
・公助の限界と、自助・共助の重要性について理解させる。
・共助の限界、訓練の必要性
図
日ごろの準備の必要性を理解できたか。
○ビデオ視聴
・発災型防災訓練のビデオを視聴させ、訓練など日ごろからの準備の必要性を理解させる。
・発災型防災訓練
ビデオ
自ら考える姿勢ができたか。
○訓練について
・児童主体の訓練が可能であることを理解させる
・情報収集訓練など。
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○まちあるき・マップ作り(第1回)
実施日:10月12日 所要時間:45分×2 場所:教室・地域
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
注意事項を理解したか。
○注意事項
外部講師:社団法人再開発コーディネーター協会
・まちあるきに当たっての注意事項の説明。
地図(小)、使い捨てカメラ、ベスト(安全管理用)
安全にまちあるきを実施したか。
○まちあるき
・安全管理及び着眼事項の指導。
・まちあるき(地域の約半分)を実施。
◆チェック項目
ブロック塀・看板・ガラス・自動販売機・病院・集合場所 等
わかりやすい防災マップを作成したか。
○防災マップ作り
・防災マップの作成。
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○本所防災館
実施日:10月26日 所要時間:半日 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
安全に注意して、交通機関を利用することができたか。
○移動
・事故防止に注意して、本所防災館へ移動する。
本所防災館各施設。
指示事項を守り、体験に臨むことができたか。
○各種体験
外部講師:本所防災館員
・「つかむ」段階の最終段階として防災や災害を実体験させた。
・館員の指導のもと、各種体験を実施する。
・3Dシアター、消火体験、119番通報体験、煙体験
安全に注意して、交通機関を利用することができたか。
○移動
・学校へ移動
○振り返り
・振り返りカードに記入し、本時を振り返る。
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○まちあるき・マップ作り(第2回)
実施日:10月29日 所要時間:45分×2 場所:教室・地域
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
注意事項を理解したか。
○注意事項
外部講師:社団法人再開発コーディネーター協会
・まちあるきに当たっての注意事項の説明。
パワーポイント
黒板
安全にまちあるきを実施したか。
○まちあるき
・安全管理及び着目事項の指導。
・まちあるき(地域の約半分)を実施。
わかりやすい防災マップを作成したか。
○防災マップ作り
・防災マップの作成
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○マップ発表
実施日:11月1日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
分かりやすい発表か。
聞く態度はよいか。
○マップ発表
・グループごとに作成した防災マップを発表する。
・他のグループの発表を聞き、地域全体の防災についての理解を深めた。
防災マップ(各グループ)
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○グループ分け
実施日:11月12日 所要時間:45分 場所:教室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
グループで協力する姿勢ができたか。
○グループ分け
・児童の興味関心から、「自分にできること」3グループ、「避難所生活」2グループ、「避難場所」2グループ、「防災グッズ」2グループ、「備蓄倉庫」2グループ、「レスキュー隊」1グループを編成
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○「自分にできること」「避難所生活」「避難場所」「防災グッズ」「備蓄倉庫」「レスキュー隊」グループ調べ学習
実施日:11月13日〜11月29日 所要時間:45分×15 場所:教室・視聴覚室・図書室・パソコンルーム・公園・備蓄倉庫・消防署 ほか
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
グループで協力して調べ学習を進めたか。
見通しを立てて、進めたか。
○グループごとに調べ学習を行い、発表の準備をする。(写真4・5)
・調べ学習を補助し、最終的に適切な形の発表となるよう指導する。
1.自分にできることA
インターネットや書籍を活用するとともに、養護教諭から指導を受け、応急手当について学習。
2.自分にできることB
インターネットや書籍から情報を収集し、「地震の際の行動」について調査。
3.自分にできることC
インターネットや書籍から「地震の際の行動」及び「応急手当」について調査。
4.避難所生活A
インターネット、書籍及びfaxによる質問票の送付により、避難所生活について調査。
5.雛所生活B
インターネット及びNPO講話の講師(松尾氏)に対してfaxにより質問票を送付。
6.避難場所A
近隣の防災公園を見学。
7.避難場所B
同上。
8.防災グッズA
インターネットを活用し、情報を収集。
9.防災グッズB
同上。
10.備蓄倉庫A
校内の備蓄倉庫を見学。
11.備蓄倉庫B
校内の備蓄倉庫を見学するとともに、葛飾区防災課講話の講師に対してfaxにて質問票を送付。
12.レスキュー隊
インターネットでの検索及び金町消防署でのインタビュー.
パソコン、デジタルカメラその他
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○中間発表
実施日:11月30日 所要時間:45分 場所:視聴覚室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
分かりやすく発表できたか
○各グループ発表
・各グループが調べ学習で追究した内容について、ポスターや実技の形式で発表する。
・各グループの発表。
ポスター
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○災害シミュレーション
実施日:12月14日 所要時間:45分×2 場所:教室・校庭
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
地域の消防団やボランティアの活動について理解できたか
○消防団・支援ボランティアの活動
外部講師:金町消防団、東京消防庁災害時支援ボランティア、東京消防庁金町消防署員
・消防団及び支援ボランティアの活動について。
・消防団及び災害時支援ボランティアの活動に付いて理解させる。
○災害シミュレーション
・本所防災館で体験できなかった地震体験をすることで、地震の揺れを実感させる。
◆起震車体験、消火器体験。
起震車、訓練用消火器
ふざけないで、安全に体験できたか。
○振り返り
・振り返りカードに記入する。
・本時を振り返る。
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○本発表
実施日:12月21日 所要時間:45分×2 場所:視聴覚室
達成すべき目標
生成物
進め方
ツール
中間発表と比較して、改善されたか。
分かりやすく発表できたか。
○各グループ発表
・各グループが調べ学習で追究した内容を発表する。発表内容は中間発表時とほぼ同様。保護者にも参観してもらった。
ポスター
他のグループの発表をしっかり聞くことができたか。
○振り返り
・本時を振り返る。
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