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2005年度実践団体の報告〜プランの効果メリット

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東京工業大学附属科学技術高等学校  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 学習の内容 | プランの効果メリット | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

参加者の声
○ 従来の避難訓練よりよい。続けた方が良い
○ もっとむずかしい状況でも良い
○ 実験室での行動が不安だった。もう少しつっこんだ内容が欲しい
○ 避難訓練自体に、意味がないと思う
○ マップ作りに強い関心がある
○ 校内の防災上の問題点がわかった
○ 帰宅に不安がある
感想・反省・課題 誰にでも、一定の品質の校内用の防災マップを作れるDIGツールを提供することを目的としたが、本校と他の学校との違いをきちんと把握していなかったため、校内用にはニーズがあまりないのに実施してから気がついた。校内を良く知ることができ、普段自分が関わりのない場所について防災設備などの確認ができたことについては、生徒にもおおむね好評であったが、本来の目的用途ではあまり実用性のないツールになった。
しかし、実験室防災に適当なツールである可能性が考えられた。実験実習の際の災害時、適切な対応や防災設備の把握、そして日常の安全な実習のために適用すると効果が得られる見込みであり、化学分野を対象とするツールの補充と運用方法の試作を進めた。アンケートの結果、生徒は実験実習中の災害にと対応について強い不安を持っていることがわかっているが、この不安解消に役立つものと考えられる。残念ながら、当初計画になく充分な検討を重ねることができず、学校行事運営の都合から、生徒による試用と評価が行えなかった。来年度以降実施し、可能であれば他分野についても検討を進める。
また、学校を避難所として利用する場合の施設運用計画の検討や施設設備案内としても利用できる。
今後の予定 [来年度以降の進め方]
・避難訓練は、今後も今年度同様の内容で実施する。
・実験室防災への適用試作品(化学編)を実施する。
・実験室防災への適用の化学編以外の分野の作成と充実

[是非実施してみたい取り組み]
・他の学校での実施
事務局から一言 校内防災マップを作成することにより、これまでの避難訓練を、生徒達が危機意識を持ち参加できる内容に変えている。校内防災マップ作成ツールも準備し、他校・他地域への普及も行っていく。(http://www.hst.titech.ac.jp/~seito/2005/bousai2005.html)