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ホーム > 2004年度実践団体の報告「国立病院機構災害医療センター 臨床研究部」> プラン効果のメリット

2004年度実践団体の報告〜プランの効果メリット

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国立病院機構災害医療センター 臨床研究部  実践団体の紹介・連絡先 2005年度近況報告書(PDF)
1年間の実践の流れ | 学習の内容 | プランの効果メリット | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

参加者の声
アンケート対象を兵庫県の高校にさせていただいた結果、若干特殊であるかもしれないが以下の結果がえられた。なお、コントロール施設はえられず、正確な比較評価は困難である。
1) 身近な関係の人で、災害に遭遇した経験がある:5/37 と 14/36 で 19/73(26%)と高率
2) トリアージに関して、知っている22/73(35%),きいたことがある18/73(25%)、知らない33/73(45%)と文献的データ(10%程度)より高率であった。
3) 心肺蘇生の訓練の経験55/73(75%)、学習16/73(22%)、なし2/73(3%),とほぼ全員が訓練の経験・または知識習得しており、この面での基本的な教育がなされていることが確認された
4) 地震時に多く発生する重要な疾患としてのクラッシュ症候群(挫滅症候群、圧挫症候群) 知っている14/73(19%),きいたことがある32/73(44%)、知らない27/73(37%)
5) 災害弱者:という意味でのCWAPという言葉、知っている8/73(11%),災害弱者という言葉まで含めるときいたことがある15/73(21%)、知らない50/73(68%)
6) 災害時のボランテイアに関しては、参加の意思・興味 あり 61/73(%)、なし12/73(%)と高率に前向きの姿勢であると考えられた
7) 医療面のボランテイアに関しては、参加・興味 あり 29/73(40%)、なし34/73(47%), わからない10/73(14%)であり、医療という面からは、少しわかりづらい可能性が残された.
なお、学年により差がみられるようであり、比較検討中である。
事務局から一言 災害医療という専門的な内容を、高校生に関心をもち理解してもらうことを目的にテキストの作成を行った。災害後の様子を知る貴重な写真・資料が掲載されている。