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ホーム > 2004年度実践団体の報告「東山学区連絡協議会」> 学習の内容

2004年度実践団体の報告〜学習の内容

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

東山学区連絡協議会  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 学習の内容 | プランの効果メリット | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

○会場設営・準備  実施日:8月3日 所要時間:45分×4 場所:東山小学校体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
会場設営・備品の準備 ○挨拶、概要の説明
○資機材の搬入、椅子だし、受付設営など
当日スタッフ
東山学区連絡協議会スタッフ 8名
 外部スタッフ
 ・小学校教諭 4名
 ・NPO法人レスキューストックヤード10名

○参加者には十分な水分補給が必要なため、お茶の準備等も行った。


椅子
 
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○受付ガイダンス 実施日:8月3日 所要時間:60分  場所:東山小学校体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
応募作品から20組選出する   ○受付
○ガイダンス・スタッフ紹介
・司会進行・栗田(3分)
・主催者挨拶・杉浦会長(5分)
・ご挨拶・学校長(5分)
・グループリーダー等紹介(10分)
・注意事項(7分)
 
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○非常持ち出し袋を考えよう!  実施日:8月3日 所要時間:120分 場所:東山小学校体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
○家族の一員として「非常持ち出し袋」を準備しておくことの重要性に気づかせ、年齢と個人の特質・嗜好にあわせて必要な内容物を柔軟に考える。

○今回の避難所体験で必要と思われるものをグループで品評しあい、グループで理想的な「非常持ち出し袋」の中身を考える。
理想的な非常持ち出し袋 ○各グループの島に新聞紙で養生した上に「模造紙」を広げ、マジックでリュックの絵を描きます。絵を書く人は誰でもかまいません。
○持ってきたものを順番に披露しあい、ポストイットにその名前を記入し、模造紙のリュックに加えていきます。
○全部出し終えたら、足りないものを考えながら、あるいはそれが持てる重さなのかなどを話し合い、グループとして理想の中身を完成させます。
○グループごとに発表していただきます。
各自持参の非常持ち出し袋
模造紙
マジック
ポストイット
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○炊き出し体験 ほのぼのあかりをつくる 実施日:8月3日 所要時間:45分×4 場所:東山小学校体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
○ライフラインが機能しない場合でも、自分たちで火をおこし、仲間と協力しながら炊き出しを行うことを実体験する。
○おのやのこぎり、包丁などの扱いには大人の智恵を伝授し十分留意をしながらも、できるだけ子どもたちだけで食事をつくったという達成感を養うことをねらいとする。
ごはん 150食
みそ汁 150食
ほのぼのあかり 30個
○6グループを以下の役割に分担し、150食分を作ります。
【ハイゼックス班】
・ハイゼックスという特殊ビニール袋に米と水をいれ、沸騰した湯で約20分茹で、ごはんを炊きます。
・火をおこす作業からごはんにし、配膳するまでの過程を体験します。一袋で1.5人分なので、90食分の60袋を完成させます。
【アルファ米班】
・火をおこし、アルファ米に湯を注ぎ、ごはんになったものを配膳する一連の体験をします。
・一袋で1人分なので、60食分の60袋を完成させます。
【みそ汁班】
・火をおこす作業から2グループで異なる具を用い75食分ずつ作り、配膳する過程を体験します。
【高齢者お迎え班】
・上記4班の火をおこす作業を手伝った後、あらかじめ参加同意を得た高齢者宅までお迎えに上がり、配膳まで体験します。
【ほのぼのあかり班】
・上記4班の火をおこす作業や缶詰の開封・移し変え・洗浄を行った後、夜間のあかりのためのほのぼのあかりを30個製作します。

○ブルーシートでグループ毎に島を作った上で着席し、一斉に「いただきます」をして全員同じものを食します。
○片付けも全員で行い、ごみの分別なども徹底して実施します。

炊き出し用資機材一式
食材一式
非常食、その他
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○東山学区の歴史と地震の話  実施日:8月3日 所要時間:60分 場所:東山小学校体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
○東山学区の地域的な特徴をした上で、地震について理解する。 ○東山学区の歴史と地震の話
○加藤幹雄さんのお話を全員で聞いた。写真や映像等を多用したパワーポイント資料を使用した。
○学区の役員がグループごとに張り付き、地域の歴史(自然や建造物の変化)などを語りあう。
地域に点在する暗渠や危険箇所、社会資源などの写真を取り上げながら、地震の概略を全体に説明する。
パソコン(パワーポイント)
プロジェクター
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○就寝の支度 消灯 実施日:8月3日 所要時間: 場所:東山小学校体育館
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
  ○就寝の支度
トイレへの導線の確保
女子はステージの上
各自持参のお茶は捨てる
火の元には特に注意を促した。

○就寝(消灯21:00)

ほのぼのあかり(小学生製作)
 
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○起床 実施日:8月4日 所要時間:60分 場所:グラウンド
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
  ○起床
グループごとに健康チェック
○ラジオ体操
体操の先生に模範演技をお願いした。
ラジカセ、テープ
 
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○非常食の朝食 実施日:8月4日 所要時間:90分 場所:中庭
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
  各グループにかんぱん・ジャム・ピーナッツバター、コンソメスープを配布
○防災一座の方に写真資料を見せながら各グループに「いかにかんぱんがおいしいか」を説明していただいた。
かんぱん、スープ
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<自分の家の中は安全か?>
○自宅の安全見取り図作成・寸劇家具転倒防止・耐震体験装置「ぶるる君」
 実施日:8月4日 所要時間:120分 場所:東山小学校体育館

達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
○地震の際に人ががなぜ死ぬかを考えるポイントがずれないように、ぶるる君などの教材で耐震化の概念を伝えます。
○小学生にもできることとして、PTAの寸劇や実際の寝室の家具・電化製品などの配置を考えることで室内の安全対策の重要性を理解し、災害に強い日常の生活に心がけていくことをねらいとします。
自宅の安全見取り図 ○各自自宅の見取り図を書き、家具や電化製品の配置、就寝している部屋の様子をグループで出し合い、どこが危険でどんな対策が必要か。また、地震がきたらどうすればいいかなどを話し合う。


○PTAによる家具転倒防止をテーマとした寸劇


○耐震体験装置「ぶるる君」の実験

・子どもたちに恐怖感だけを与えるのではなく、また家の耐震化など、大人しかできないと思わせることのないように、劇や実験道具を用いてできるだけわかりやすく表現した。

方眼紙、文具
ぶるる君
ダンボール、笛(寸劇)
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○今日からできる地震対策を考える 実施日:8月4日 所要時間:60分 場所:
達成すべき目標 生成物 進め方 ツール
○子どもたちが2日間を通して感じた率直な意見を聞く。 ○全員に「ふりかえりシート」を配布・記入(15分)
○各グループで話し合い、「今日からできる地震対策」を1つ選ぶ(25分)
・笛を用意しておこう
・地域の人と仲良くする〜挨拶からはじめよう
・枕元に笛とスリッパを用意す   
 る
・非常食、かんぱんを用意する
・整理整頓をして逃げ道を作ろう
○グループごとに発表(20分)

片付け
解散(12:00)

ふりかえりシート
模造紙、文具

掃除道具

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