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ホーム > 2005年度実践団体の報告「高知県立高知東高等学校」

2005年度実践団体の報告

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高知県立高知東高等学校  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 学習の内容 | プランの効果メリット | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 地震に特化した防災避難誘導訓練
対象・参加人数 全校生徒・教職員
実施期間 2005年12月2日(金曜日)中間考査終了後、3・4時間目
目 的 ○火災や地震などの災害時における避難を安全かつ迅速に行えるよう、防災への意識を高める。
○訓練を通して、非常時の避難経路・避難場所の決定までの方法、教職員のとるべき行動を確認する。
内 容

【流れ】
帰りのSHR終了後
(1)各ホームで地震発生時の行動について周知
◆震度6強の揺れについて説明する。
    ◆「机の下に潜る」「机の脚をつかむ」「周囲をよく見る」を指示
(2)LHR中に震度6強の地震が発生
    ◆校内放送で地震発生を知らせ、鳴動(テープ)を100秒間流す。
(3)※ホーム主任・・・放送(鳴動)終了後、生徒の状況を確認
    避難指示があるまでの教室待機の間、次の作業を行う
     1) 生徒とともに次の事項について話し合う(地震後のイメージづくり)
      ・校舎内ではどういう危険、問題が生じるか?そのための備えは?
      ・どのようなケガが想定されるか?その時の対応の仕方は?
     2) 避難時の注意事項を周知する
   ※ホーム主任以外・・・放送(鳴動)終了後、校舎の被害状況を把握しながら、職員室に集合し、教頭に報告する。
(4)職員室で被害状況をまとめ、避難場所・経路を決める作業を行う。
(5)校長が避難経路・避難場所・役割分担を決定し、教職員に周知する。
(6)※停電で校内放送が遮断したことを想定して、避難経路・避難場所を連絡教員が各ホームに周知する。
   ※避難誘導の場所等に教職員を配置(→※当日までに想定分担を作成)
   ※避難場所に、避難本部を開設準備
   ※救護所を開設準備
(7)非常ベルを鳴らす(火災ではないが、緊迫感をもたすため)
(8)避難場所に集合・点呼
(9)講評(校長)
(10)解散(そのまま放課)

【実践内容の紹介】
○ 地震に特化した防災避難誘導訓練

成 果 ○現実に近い方法で実施することにより、教職員のイメージづくりとともに、備えておくべき事項、訓練の改善点が明らかになった。
○前々日の地震防災に関する教職員研修会(クロスロードの手法を用いて)が活かされた
ものとなった。