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2005年度実践団体の報告〜プランの効果メリット

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富士山安全まちづくりネット  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 学習の内容 | プランの効果メリット | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

参加者の声
 
感想・反省・課題
 
今後の予定 [来年度以降の進め方]
○ HPを開設して、より多くの人々に利用していただけるようにする。
○ ペーパークラフトのバージョンアップ
○ 開設した防災パネル展示場と交流センターは、地域の防災コミュニケーションの場として引き続き維持する。

[是非実施してみたい取り組み]
○ 郷土の災害史跡保全活動とワークショップ
ペーパークラフト作成の基礎資料を集めるため、地域の災害実績をいろいろ調査した際、江戸時代に甚大な被害があった融雪型土石流の災害史跡の保全が適切でない様子が分かった。地域ではほとんど忘れられている災害であるが数百年のうちには、必ず再発すると思われる。記録に無いような大雪、突然の暖かい陽気、大雨などの条件が重なる時である。
【ワークショップ】
1. 古文書の調査
2. 史跡の保存活動
3. 史跡のペーパークラフト作成
4. 見学会
○ 津波災害実績図のペーパークラフト
海岸周辺の地図を改めてみると、日本は島国で大小の入り江がたくさんある。入り江周辺に住んでいる人は、津波の危険性を充分知っていると思うが、普段住んでいない人々も旅行などで居合わせることもあるので津波の知識を持っていた方が良いと思われる。大き目の入り江周辺の街は、河川の堆積物により平坦な土地が形成されているため比較的海抜が低い。海から相当離れていても、だんだん狭くなる地形の場合巨大地震の際は津波が押し寄せてくる可能性がある。また、岬周辺も波が高くなり易い。津波の速度は海上で数百キロというが、震源から少し離れている場合、到達までに多少の時間の余裕がある。
以上のことから、津波の知識の有無により生死が決まる場合がある。以上のことからペーパークラフトによる津波の防災教材も役立つ可能性があると思われる。
事務局から一言 ペーパークラフトを防災教育につなげる点に、広がりとユニークさが見られた。火山や海底地形等、簡単にペーパークラフトを作ることのできるノウハウをまとめ、子ども達が主体的に学べる可能性を広げた。