上村 昇様
(内閣府大臣官房審議官(防災担当))より、
「年明けに発生しました最大震度7の令和6年能登半島地震によりまして亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
今年で20回目の節目を迎えた防災教育チャレンジプランは防災科学技術研究所や文部科学省と連携し、全国各地の防災教育に取り組む地域や学校など350以上の活動をこれまで支援してまいりました。我が国は地震、津波、大雨、台風、火山噴火、豪雪など様々な自然災害を受けやすい環境にあり、特に風水害についてはこれまでよりも激甚化、頻発化する傾向にございます。このような災害への備えには公助は元より国民一人一人が自らの命は自らが守る「自助」、地域で助け合う「共助」これらを組み合わせることが必要であり、こうした自助、共助の力を育むため学校、地域、家庭が協力しあい防災教育を推進することがますます重要になっております。またこの20年の間には学校ではICT教育が進められ子供たち全員がタブレットを使用して学習するスタイルが定着しております。今後はデジタル技術など活用した防災教育にもより力を入れていく必要があると考えております。
皆さまの取り組みが防災教育を進めるためのヒントとなりまして広く活用されるようになれば大変うれしく思います。」とご挨拶をいただきました。