災害時には、一般の人にも、災害にあった人々の命を救う、外傷を軽くする、早く回復させる、精神的・心理的にバックアップするなど知ってもらいたい大変重要な項目があり、これら全体像を災害医療という。しかし災害時の医療の教育体制は、欧米先進国においても十分ではないと思われます。今回は、中学生にも、災害の怖さと、同時に災害時の医療・健康危機管理の重要性を理解してもらい、お互いに助け合えるようになるための教材の試作を作成しました。
具体的には、まだ不備な点もあるが、以下の項目を取り扱ったものである。
第1部 あなたは、どうかんがえますか? 幸福の王子から。
第2部 ーきみたちも、海の事故を少し考えてみようー
第3部 最終章 災害医療の概論
更に、基礎資料として、既に作成していた現代災害医療早分かり簡便時点 用語集と用語説明と用語説明を、不足項目を補足し、また判りやすいように修正を加えた改訂版を作成した。今後、これらの資料を、各学校に送付し、参考資料として使用してもらうことを希望している。
【実践内容の紹介】
○ 災害医療テキストブック(中学生版)の作成
○ 小学生用災害医療カレンダー
○ 現在災害医療はやわかり簡便辞典(改訂版) |