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ホーム > 2005年度実践団体の報告「北海道防災教育研究会地震津波部会」> プラン効果のメリット

2005年度実践団体の報告〜プランの効果メリット

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北海道防災教育研究会地震津波部会  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 学習の内容 | プランの効果メリット | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

参加者の声
古平町立古平小学校
○この授業について
大変ためになった     95名   ためになった       40名
余りためにならなかった  4名   ためにならなかった  2名
○地震時に海岸にいたら
・問題行動予備群の減少 34名 → 16名
例:「わかんない」 → 「たかいところにいく」
「そのばをはなれる」 → 「山の上やたかいばしょににげる」
などに変化した。(低学年で、アンケートの設問の意図が伝わらず、データ上は問題行動予備軍が増加した。)
最も望ましい行動(高いところへ避難するなど)を考えた児童の増加
 20名 → 58名
津波に対して問題行動を取る児童の意識に変化が見られ、資料の有効性が確認された。
家の人が資料を見た割合が53%であった。資料をより多くの保護者に資料を見てもらうよう、保護者の記入欄を追加することにした。
○ためになったこと(一部)
・うみのところにじしにゃつなみがきたときにどこににげるのかおしえてくれたから。(低学年)
・つなみはよわいと思っていてにげなくてもいいんじゃないかなと思ったけど、つなみがつよいことがわかって、にげなきゃなと思った。(中学年)
・じしんがおきて、津波がきてどこにどうやってにげるかなど。(高学年)
○教員アンケートから
 ・地震になった時、どうしたらいいかを知っているといないとでは大違いだと思います。今回授業を受けられた古平小の子供達は安全に生きていく上での価値ある勉強ができてよかったと思います。

教員研修
 古平小学校での資料を用いた防災教育の実践例を取り上げたことで、実践の具体的イメージが伝わり、研修参加者に好評であった。

感想・反省・課題 ○ 児童の防災意識を育てる資料の作成という面では、十分な成果があったと考えている。
○ プレゼンテーション資料で使用している映像の著作権の問題があり、Web上にアップして各小学校でダウンロードして使用してもらう形式になっていない点が課題として残っている。
○ 今後とも、このメンバーが中心となって、防災意識を高める教材を作成していきたい。
今後の予定 [来年度以降の進め方]
別な災害について、防災資料の検討、普及を図りたい。

[是非実施してみたい取り組み]
防災教育に係わる関係機関へ積極的に発言していきたい。
事務局から一言 小学校低・中・高学年別に、発達段階に合わせた視覚的インパクトのある教材となっている。さらに教師向けマニュアルや研修会も開催され、教材を使ってもらいやすい環境づくりもなされた。