○二宮 隆三 様
【西予市立皆田小学校 元教頭】
「ジオと向き合った防災教育」をテーマに、平成30年7月豪雨時の体験談や、小学校理科の学習要領に記載されている「実感を伴った理解」をキーワードにした防災教育へのアプローチについてご紹介いただきました。
○高橋 教義 様
【仙台市立郡山中学校 元校長】
「学校と地域が協働し、中学生が主導する防災教育の活動推進プラン」をテーマに、体系的プログラムのもとに、中学生が地域の様々な組織や人々と連携・支援し合って防災教育を学んでいることをご紹介いただきました。
○五藤 祐司 様
【名古屋市立工芸高校 教諭】
学校の防災チームが今まで実施している防災教育に関する具体的な取組みについてご紹介いただくと共に、最近では生徒による近隣学区宿泊防災訓練のプロデュースをするなど、地域の様々なコミュニティから防災教育について声が掛かるようになったとお話いただきました。
○南島 正重 様
【東京都立両国高等学校付属中学校 主幹教諭】
「正しく恐れるために地震を趣味に」をテーマに、安全性の向上に伴う危険予測の能力が麻痺している現代における、理科教育の中で日本の災害文化を培うことの重要性について、マウスを利用した地震計を作成するなどの学校での具体的な取組みのご紹介を交えて
お話いただきました。
○杉本 篤子 様
【「やさしい日本語」有志の会】
外国籍住民のための防災教育」について、「やさしい日本語講座」や「外国人のための防災講座」の実施、地域のハザードマップ等を活用した日本人(地域住民等)とのグループワークの実施等「やさしい日本語」有志の会の取り組みについてご紹介いただきました。
○井上 浩一 様
【防災ネットワークプラン 代表】
不燃化促進、防災生活圏、まちづくり協議会、防災計画策定などの「防災まちづくり」やワークショップ、防災教育のデザイン、防災訓練の実施、防災まち歩き等の防災教育などより良く生きるための防災をめざした防災ネットワークプランの取り組みについてご説明いただきました。
○鍵屋 一 様
【跡見学園女子大学 教授】
「地区防災計画作成で防災教育の推進を」について、高知市と市原市の事例からご紹介いただきました。地区防災計画は自助、公助をつなぐ共助の計画としての位置づけであることや、地区防災マネジメントのプロセスにおいて重要なポイントをご説明いただきました。
○瀧川 猛 様
【千葉県立長生特別支援学校 教頭】
千葉県立東金特別支援学校の校長として2011年に初めて防災教育プランに参加したことや当特別支援学校ではいまでも防災教育が継続できていること、それは地域との密接な関係が構築されていること、また防災教育を通じて子供たちに発信する力が強まったことや保護者の意識が変わったことをご説明いただきました。
○意見交換会
各パネリストの活動紹介後、実行委員のコーディネートで各分科会のテーマについて意見交換を行いました。その後質疑応答も行われ、それぞれ終始活発な意見が飛び交う場となりました。
「学校からの視点」についての分科会
- 学校と地域の連携方法(キーパーソンの見つけ方)
- マニュアルの必要性 等
「地域からの視点」についての分科会
- 防災教育を行う仲間の増やし方
- 地域防災の進め方 等