・震災を直接体験していない中学生が東日本大震災について学び、語り部活動を行います。
・地域の方を対象に行い、地域を含めて防災意識の高揚を図ります。
・震災の記憶を伝える「震災遺構」に赴き、東日本大震災について学びます。
・学んだ内容を地域の方等に伝える語り部活動を行います。
・震災について広く学ぶため、道徳教育に一貫として、他校と交流授業を行います。
・震災を伝える活動として、竜山中学校からいただいたど根性ひまわりを植栽し地域に広げます。
・必要な訓練を年間計画に位置付け生徒の災害への対応力を高めるとともに、生徒主体のシェイクアウト訓練を毎月実施し、防災意識の高揚を図ります。
(1) 生徒は、震災遺構見学をとおして、自分自身が語り部として震災遺構の記憶を伝えることの意義を感じることができました。震災の恐ろしさや被災した人々の大きな悲しみについても触れることができました。
(2) 語り部となるための事前学習(河北新報社の出前授業)をとおして、文章や言葉による表現力を高めることができました。
(3) 市の防災訓練を活用し、地域の方に語り部の活動を行ったおかげで、地域の方、特に小学生にとって東日本大震災について学ぶ良い機会となりました。コロナ禍で地域の方と交流がなくなっていた状況だったので、地域の方からは「子どもたちと話ができてとても楽しかった。中学生の発表は大変立派で内容も素晴らしかった」等感想をいただきました。学校と地域が連携した初めての取組であったため、今後の地域防災連携の足がかりとなる取組になりました。また、地区の防災担当者の方と連絡調整を行ったり、支所と連携して訓練をコーディネートしたりしたことで、地域防災の活性化が図れたと感じています。