7月に完成した冊子を全戸配付できたおかげで、見えないところで、地域の防災意識は確実に向上しているのではと思うところがある。学校に寄せられたお手紙等には「大変役立つ冊子をありがとうございました」「安全に暮らしている今だからこそ、読み込んで考えておきたい、知っておきたいことが満載の冊子」「被災時の他者との関わり方に言及した冊子は画期的」といったご意見があり、程度の差こそあれ、99.4%の方が、「地震に対する心構えに役にたった」と回答頂いたアンケートの集約結果も含めて、運営委員会一同その成果を感じている。さらに大きな成果は、町の防災安全課とタッグをしっかり組んでの活動を展開した結果、様々なチャレンジが実を結びつつある。避難所運営委員会が各校に作られる流れができたり、町の備蓄食料を町内各校で保管したりと、波及効果は間違いなく感じている。 12月に実施した自主防災訓練も、地域全体が協力して、次年度はより参加人数が増えるような工夫をして実施していこうという結論を得て、終了することができたのも、大きな成果と感じている。 |