防災の重要性は総じて社会全体に浸透しているが、「我がこと」として具体的・実行的な取り組みは少なく、報道等で被災地の状況を知り意識する程度が実態です。このような意識を変容させるには、楽しみながら防災意識を醸成し、防災を日常生活に取り入れることが大切です。
本プランでは、地域住民と高校生が協働で作成した防災マップをもとに、防災フォトロゲイニング大会の企画・運営を行い、参加者の防災意識向上、新たな地域防災活動の取り組みの端緒の獲得を目指します。
地域防災の普及を目指し、信州大学、伊那市役所、伊那市有線放送農業協同組合、上伊那広域消防本部の有志で立ち上げた団体です。設立前から地域防災に関わる活動に積極的に関わってきたメンバーが、2020年に長野県伊那弥生ケ丘高等学校の総合学習に関わることになり、新たな地域防災の仕組みづくりのため活動を開始しました。
今後は様々な方の協力を得ながら目的の実現を目指していきます。また、本プランを通じて得た知見を地域の方にいかにわかりやすく伝えるか等課題もありますが、メンバー一同全力で取り組んでいきます。