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2017年度チャレンジプラン団体の紹介「2017年度 活動報告会の様子」
実践団体の紹介
防災教育交流フォーラムの様子
活動報告会の様子
2017 防災教育チャレンジプラン・活動報告会
「2017年度防災教育チャレンジプラン 活動報告会の様子」
2018年2月17日(土)、東京・文京区にある「東京大学 地震研究所」において「2017年度防災教育チャレンジプラン活動報告会」が開催されました。
当日は、2017年度に活動を行った実践団体19団体、2018年度に採択された実践団体16団体の発表が行われ、とても有意義な報告会となりました。下記に、活動報告会での様子をご報告いたします。
■開会挨拶
開会では、林 春男 実行委員長(国立研究開発法人防災科学技術研究所 理事長)より、「防災教育チャレンジプランが始まって15年、今年も38団体の応募があり、予算上16団体しか採択できていませんが、コンスタントに応募されていることを大変うれしく思っています。チャレンジプランは1年間の長いお付き合いになります。採択された団体はこの会でデビューし、10月に中間報告を行い、1年後に最終報告会で発表してもらいますが、当初出したプランにはそれほどこだわる必要はないと考えています。ほかの団体との交流を通して、いろいろなアイデアを出していく、あるいは素晴らしい方法を見つける、そのように感じたら変更しても構わないので、より良いプランを実践していただきたい。皆様の実践記録はホームページに掲載し、広くほかの団体に広めてもらいたいので、良い実践を目指して、ぜひ柔軟に実践していただくことをお願いします。」とご挨拶をいただきました。
米澤 健様(内閣府大臣官房審議官(防災担当))より、「防災教育チャレンジプランは平成15年から続く、非常に歴史的な大会です。毎年いろいろな災害が起こるなか、災害の教訓を皆様と共有し、日頃の防災教育に生かしていくことが重要だと思いますが、なかなか学校教育の場で防災教育を進めていくのは難しい状況です。このような着実な取り組みを重ねていくことにより、少しでも防災教育への充実が図れると思っています。防災活動の取り組みにおいて、各団体はいろいろな悩みも抱えていると思います。本日は防災分野で第1人者の先生方も多数参加していますので、そのような悩みを皆様で共有する貴重な機会でもあります。ぜひこの機会に、国民の防災減災への取り組みが更に深まるよう願います。」とご挨拶をいただきました。
■2017年度 実践団体発表
2017年度防災教育チャレンジプランに取り組んだ19団体から、防災教育交流フォーラムの際に実行委員会から指摘のあったアドバイス等を活動につなげ、1年間の実践活動をとりまとめた最終報告を発表していただきました。
当日は、審査委員会による評価、表彰も執り行われました。今年度の防災教育大賞には、「千葉県立矢切特別支援学校」が選ばれました。
また、防災教育優秀賞には、「南阿蘇村立南阿蘇中学校」、「つくば市立吾妻学園おやじの会」が選ばれ、防災教育特別賞には、「葉山町立一色小学校避難所運営委員会」、「一般社団法人 長洞元気村」が選ばれました。
表彰式では、防災教育チャレンジプラン審査委員会 渡邉 正樹委員長(東京学芸大学教育学部 教授/日本安全教育学会 理事長)より、「各賞を受賞された団体の皆様、おめでとうございます。また、今回受賞を逃した団体も、創意工夫や熱意が強く感じられ、甲乙付け難い審査でございました。防災教育チャレンジプランに参加して頂いた皆様には、今後とも活動を継続して頂き、我が国における防災教育の裾野を広げていただきたいと期待しております。」とご挨拶をいただき、受賞した団体へのコメントを述べていただきました。
※受賞団体一覧は
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記念撮影風景
千葉県立矢切特別支援学校
南阿蘇村立南阿蘇中学校
つくば市立吾妻学園おやじの会
葉山町立一色小学校避難所運営委員会
一般社団法人 長洞元気村
■2018年度 実践団体発表
2018年度実践団体に選ばれた学校、地域組織・団体など16団体が、取組プランの概要をポスターセッション形式で発表しました。
❊採択された団体一覧は
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なお、会場の一角では、各実践団体が行っているプランに関する展示を行いました。2017年度実践団体が一年間取り組んだ数多くの成果などが展示され、多くの方が大変興味深く鑑賞されていました。
最後に、林 春男委員長より閉会の挨拶として、「本日、朝から夕方まで長い時間に渡り開催された2017年度最終成果報告会及び2018年度実践団体ポスターセッションは、大変実の大きいものになったと思います。2017年度実践団体の皆様、大変ご苦労様でございました。受賞された団体はおめでとうございます。そうでない団体も、またチャレンジしていただき、来年に期待したいと思います。今回行った2018年度実践団体ポスターセッションは、自由に意見交換できるもので大変有意義でした。実行委員会としても、来年もこのスタイルでいきたいと考えています。今日一日を通じて色々なアイデアが出て、団体同士の交流や連携がとれたのではないでしょうか。実践団体の皆様の努力が実を結び、とても有意義な会となったことにお礼を申し上げることで、挨拶に代えさせて頂きます。」とお話しいただきました。
2017年度の実践団体の皆さま、本年度の活動にご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。サポーターとして今後も防災教育チャレンジプランにご協力をお願い申し上げます。また、2018年度の実践団体の皆さま、これから一年間、どうぞ宜しくお願いいたします。
【防災教育チャレンジプラン事務局】
下記(YouTube)にて、発表当日の模様を映像をご覧いただけます。
(※データ容量が大きいため、表示に時間がかかる場合があります。)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLyCETxXAdkgDjCJ0j4CXtfYywnHEBTtmd