「見てみようよ!常総市の会」は平成 27 年関東東北豪雨で鬼怒川堤防が破堤、市内中心部が大洪水に見舞われた茨城県常総市において、水害の記憶を消し去る復興ではなく、水害記憶を継承しながらの復興を望む市民活動団体として、水害記憶・記録の継承活動、水害常襲地帯としての地域の歴史の勉強会、他県の大規模災害地におけるメモリアル活動の視察などを行ってきた。水害記憶継承活動では、洪水に見舞われた市内の各地(許可を得た場所)に当時の高水位の高さを示すステッカーを貼る参加型スタディツアー「ステッカーツアー」を数年実施してきた。このほか中心地・水海道や2本の一級河川(鬼怒川・小貝川)を舞台にしたガイドウォークやカヌー体験を加えた水害継承イベントを実施してきている。 |