実際に、震災が起こった場合を想定し、防災教育を実践してきました。具体的に、防災学習ホームルーム・防災講演を通して地震の発生メカニズムや種類などを知識として学習し、地震とは起こってから対応するものではなく、防災教育の必要性を実感しました。
もし震災により帰宅困難者になった場合、自分たちがどのように対応するべきかを考え・判断が出来るようにと学習を進め、震災時の適切な行動を、『防災徒歩帰宅チャレンジ』の体験を通して考え、自ら行動出来ることを目標に学習しました。
特に、『防災徒歩帰宅チャレンジ』の体験を通して、先ず、自らの命を守る能力を学ぶことが出来たと思います。
また、各家庭で防災マニュアル(緊急連絡先・家族の連絡先・親戚知人の連絡先・家族のデータ・避難場所)を作成し、家庭・地域への防災意識の普及が進むように取り組めたと思います。その成果が、家庭でのアンケートにおける非常用食料等の準備率の上昇にもつながりました。
今後も、学校教育だけにとどまらず、将来を見据え、生徒達が社会を担う大人になったときのことや家庭・地域への防災意識の向上に、取り組みたいと思います。 |