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ホーム > 2006年度実践団体の報告「阪神・淡路大震災まち支援グループ まち・コミュニケーション 震災の教訓を活かした現地防災学習」

2006年度実践団体の報告

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阪神・淡路大震災まち支援グループ まち・コミュニケーション  実践団体の紹介・連絡先
1年間の実践の流れ | 最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 震災の教訓を活かした現地防災学習
対象・参加人数 震災学習に御蔵地区を訪れる中学生約2200名
日本全国で防災を学ぶ中学生
実施期間 2006年4月から2007年1月 38回
目 的 1. 地域住民の融和と自己の向上、さらに話術の向上を目指し、
2. 修学旅行生に対し、防災教育を受けて防災心を身につけてもらう
内 容

【実践内容の紹介】
1.語り部としての技術の向上のための
 1-a.見学・視察(人と防災未来センター)
 1-b.外部講師を招いての勉強会
 1-c.語り部の勉強会と資料の整理
2.修学旅行生への防災学習
 毎回人数の差異がある(10名〜250名)。まちのボランティア10人〜20人で受け入れる。内容は、先ず映像による被災当時と復興状況、さらに慰霊モニュメントや公園づくり、古民家移築を大勢のボランティアで成し遂げる絆の大切さを伝える。その後、被災地めぐりと炊き出し体験、食事時にまちの人たちと語り合う。

成 果

○生徒たちが、これから先、自分が被災者になる可能性があり、その心構えが必要だということをわかってくれた
○生徒たち自身が、自分がボランティアとして、何ができるのかを考えるきっかけをつくることができた
○生徒たちが暮らす地域が、どういう地域なのか。となりの家との距離がどれぐらいあるのか、となりの家は何人家族か、自分を助けてくれる人がどれぐらいいるのだろうか、を考えるきっかけをつくることができた
○阪神・淡路大震災を体験した語り部がつらかったことを伝えることで、生徒たちが災害への備えて、今から何ができるのかということに興味を持ってくれたこと
○自分の体験を伝えていかなければならないという、語り部の思いを、修学旅行生を受け入れることにより、実現できたこと。