災害時の車での避難は推奨されていませんが、車社会に暮らす高齢化地域の私たちは、車を選択する可能性が高いと思われます。

あえて、「災害時に車を使うこと」を選ぶのであれば、地震と豪雨災害を分けて考え、どんな知識と準備が必要か、車を使ってはならない状況を見極めるためには、どんな学習が必要かを考え、共有し、実際に試すことで、車での避難時の事故や、災害関連死となることなく安全、快適に過ごすことを目的としています。

大人と親子を対象に、防災とは本来は自分のためのもので、日常のあらゆることが「防災＝生きるチカラ」に繋がっていることを知り、防災を心から楽しんでいる団体です。ラインやZOOMを使って、同日にそれぞれの場所で災害時を想定した車中泊訓練をしたり、互いの得意分野を教え合ったり、本や備蓄グッズ、トイレにまつわる実体験などの情報交換などをしています。更に、それぞれが所属している団体との新たな繋がりも増えました。

同じ地域で頑張る仲間も大切ですが、遠くの仲間ともこのように繋がることで、活動の幅や可能性が広がっています。