1人でも多くの人に「防災に対する意識を高めてもらいたい」という願いを実現するため、3つの項目に分けて取り組んでいきます。
・避難訓練を活かした避難ルートの見直しと改善、校舎の安全性の検証
・ガラスを基調とした校舎であるため、災害発生時、ガラスの危険箇所を知らせることができる「危険箇所周知システム」の開発
・地域や大学生との交流を深め、避難訓練や広報の活動の活性化
愛知工業大学名電高等学校は大正元年に創立し、令和4年に110周年を迎えます。現在の校舎は平成24年に建てられたもので、ガラスを多用した明るく近代的な校舎です。
しかし、災害時にはガラスによる被害の可能性が高いため、愛知工業大学の教授や本校舎を手がけた設計者の方々から災害の知識や建物の安全性を学び、検証しています。また、企業のサッシ会社と危険箇所周知システムの開発や、大学生、地域の方々と交流を深めながら、より防災力を高める対策を講じていく予定です。
多くの方々と協力していきながら、より良いものを作っていきます。