本校は、これまで「防災教育チャレンジプラン」に通算で4年間に亘って取り組んできています。元年度は「ブラックアウト下の避難誘導方法の開発」に、2年度は「浸水害擬似体験装置の開発」に取り組みました。今回は、「誰もが、簡単に始めることのできる防災訓練」をテーマに、これまでに得た知見を動画でまとめSNSにより発信したり、必要な機材や動画をパッケージ化し、多くの団体に貸し出たりするシステムの構築に取り組みます。
本校都市システム科は、活力があり、持続可能なまちづくりを考えるための勉強や活動に取り組み、それで得た知識や技能を社会に積極的に発信する土木系学科です。
これまでの様々な活動を通して、「誰もが安全安心に住まうまちづくり」や「地域や住民の方々とともにまちをつくること」の大切さを学びました。ここでの経験を活かし、より安全安心なまちを目指し、まちに住まう人々が災害の危険性や災害に備える必要性を、より身近に感じてもらうことができるための効果的にPR方法について、本プランを通して探求したいと考えています。