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ホーム > 2023年度実践団体の報告「出張!ふれあいルーム」

2023年度実践団体の報告

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

出張!ふれあいルーム  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 災害時を想定した車中泊プロジェクト(プチ家出の練習)
プランの対象 親子、大人、地域住民
目 的

災害時の車での避難は推奨されていませんが、車社会に暮らす高齢化地域の私たちは、車を選択する可能性が高いと思われます。

あえて、「災害時に車を使うこと」を選ぶのであれば、いきなり来る地震と事前避難が可能な豪雨災害を分けて考え、どんな知識と準備が必要か、車を使ってはならない状況を見極め、実際に何度も試し、共有することで、車での避難時の事故や、孤立、車中での災害関連死となることなく安全、快適に過ごすことを目的としています。

概 要

一年間、月に一度「車中泊事前説明会」をZOOM行い、その後「チャレプラ車中泊LINEグループ」で、それぞれの場所での車中泊訓練を行いました。避難所と同じく「TKB」と「ICP(情報・快適さ・プライバシー)」の必要性と、車中での問題をどのように身近な物を使ってクリアしていくか、実践して提案してきました。

「車」をより深く知る必要を感じたため、「緊急時の脱出・救出訓練(車両破壊女子軍団)」「日頃のメンテナンスやちょっとしてトラブル解決」などの体験もできました。

今後も、消防や車関係者の協力を得て、様々な車の問題に対応出来る人材を育てていきたいです。

成 果

以前からスポーツセンターをお借りして「災害時を想定した車中泊訓練」を続けていましたが、そのおかげで「車中避難場所」の設営に向けて一歩進むことができたように思います。

Facebookのグループや車中泊をしながらの災害支援者からも情報をもらうことができました。レジャーとしての車中泊が広がる一方で「災害時の車中泊」もマナーと共に進めて行きたいです。

車に備えるものとして「命を守る車中風呂敷」を制作しました。車を日常的に使う人にとっては、カバンの中に入れているのと同じように身近に備えることになります。災害時のみならず、事故や傷病者に対しても使える「救命のため」の風呂敷として活用して欲しいです。AEDシートとして、車中泊時の目隠しや排泄時のスカート、袋や包帯などとしても使えるようにもなっています。

製作物

◎いざという時に2分以内で車から持ち出すものリスト.docx
◎いざという時に5分以内で家から車に持ち込むものリスト .docx
◎夏の車中泊の心得(20240130).docx
◎冬の車中泊の心得(20240130).docx
車中泊必要物品(少).docx
車中泊必要物品(多).docx
車中避難者台帳(地図).docx
車中避難者台帳.docx
車中避難連絡シート_車中泊避難中(記入例).docx
車中避難連絡シート_車中泊避難中.docx
避難者世帯台帳(上富田町).docx
命を守る車中風呂敷.jhd
命を守る車中風呂敷.pdf