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ホーム > 2020年度実践団体の報告「名古屋市立工芸高等学校 都市システム科
“ひと”と“まち”づくり協創ワーキンググループ」

2020年度実践団体の報告

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

名古屋市立工芸高等学校 都市システム科
“ひと”と“まち”づくり協創ワーキンググループ
  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 “いのち”をつなぐ戦い
〜Evacuationの一般化が大切な人のいのちを繋ぐ〜
プランの対象 地域住民・地方公共団体の防災担当
目 的

2019年度のチャレンジプランでの取り組みを通して、安全で安心なまちづくりを達成する上では、被災時の避難誘導を円滑に進めるための対策を施すだけでなく、そこに住まう人々が災害の危険性(Evacuation)に対する見識を深め、大きな人的被害が生じる前に避難行動を起こしてもらえるような環境を整えることが重要であることに気付くことができました。とくに、令和元年台風19号での浸水害による重大な被害は、私たちのその気付きに大きな衝撃を与え、新たなチャレンジに向けての原動力となり、このような被害を無くすため、浸水害擬似体験装置の開発をはじめとした、様々な取り組みを実施しました。

概 要

上記目的を達成ために、(1)浸水害擬似体験装置の開発・製作、(2)ブラックアウト時の避難誘導方法の実施工レベルでの検討・試験施工、(3)新型コロナウイルス感染症拡大における防災活動の支援に向けた映像コンテンツの試作、を実施しました。

成 果

本プランでは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、多くの人々を対象とした活動に制限があった中でも、生徒・教員ともに諦めることなく、長期的視点に立ち、昨年度からの継続課題である「ブラックアウト下での避難誘導施設の設置に関する検討」や、今年度新たに設定した課題である「浸水害擬似体験装置の開発」では、小学生の子どもを対象とした説明資料や装置等の設計を行い、命を守るための避難である “Evacuation”の一般化を達成するためのツールの充実に努め、今後の活動の充実に資する成果を収めることができました。