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ホーム > 2020年度実践団体の報告「京都府立東稜高等学校キャリアコースライフマネジメントクラス」

2020年度実践団体の報告

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

京都府立東稜高等学校キャリアコースライフマネジメントクラス  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 京都東稜のぼうさい普及活動
もしも大災害が起こったら,ぼくは生きる,みんなを守る
プランの対象 高校生
目 的

本団体は京都初の環境・公共・防災について学習するクラスとして3年目を迎えた。様々な学習活動を通し、知識を深める一方で、学んだ内容を普及する活動が不十分であった。チャレンジプランを通して、学校全体、また地域社会への普及活動を積極的に実施していくことを目的としている。本団体は京都という地域性を活かした歴史防災、また学校や地域の実態に合わせた防災学習を進めていることが特徴である。

概 要

3年生はグループ活動を通して、それぞれの課題に取り組んだ。コロナ禍により地域社会に向けての活動が中止・制限されたが、生徒達は「方法は違っても発信はできる」を合言葉に様々なワークショップの企画や休校期間中に大きく進んだICT化の動きに対応したオンライン学習等に積極的に取り組み活用することができた。2年生では防災ジャーナルの配信や府議会での提案型学習を実施した。

成 果

・ICT化に対応したぼうさい普及活動にも積極的に取り組むことができた。特に、2年生のClassiを使った防災ジャーナルの配信や、地域の小学校とのオンラインでの出前授業など新しい可能性を見いだすことができた。

・地域の防災訓練については、調べた内容を壁新聞の形で発信するとともに、地域の方にマネジメントクラスの活動を知ってもらうプロモーションムービーを作成し、参加はできなくても、関心をもっていただく機会ができた。

・マネジメントクラスの活動から拡大して、本校生徒会と本校の看護・保育・福祉系分野を学ぶライフサポートクラスとのコラボレーション企画として医療用ガウン作りが実施された。放課後、多くの生徒が参加して、学校全体の取り組みに変えることができた。