・ 外水氾濫という一連のプロセスを演劇する予定であったが、装置もストーリーも長大なものになってしまった。簡素化してしまい、抑揚がなく観覧者に飽きられるのではないかというフィードバックをもらった。そのため、紙芝居も含めた演劇を取り入れることとした。まず紙芝居で外水氾濫のプロセス一連の流れをストーリーとして提示しつつも、特に重要で観覧車に注目してほしいポイントについては、紙芝居の間に演劇を挟むことで、観覧者の注意をひきつつ、学習ポイントとして残るように工夫をした。 ・ 一方、水や堤防、家屋などに人がなりきり、演劇することは、それ自体が観覧者の興味を引くようで、演者が登場するたびに笑いが起こるなど、少なくとも注意をひくにはよいようであった。 ・ 近隣の防災学習センターに相談をしたところ、センター内での実施を期待されるなど、試み自体に興味を持たれることが多かった。
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