「防災カフェ」の中では、ある方のお話が他の方の気づきとなる場面もあり、楽しく会話をしながら自助力の向上にも繋がった。また、防災カフェ後には参加者から楽しかったと仰っていただくなど、これらの活動が高齢者への外出機会の創出や新たな交流の場にもなったのではないかと感じている。 また、上尾市防災士協議会や看護学校、近隣の大学等、地域関係者との連携も深めることができた。 最大の成果は、これらの活動の積み上げにより、UR賃貸住宅初となる「尾山台団地地区防災計画」を完成させたこと。地区防災計画策定には、住民同士の自助や共助が大きな要素となるため、住民の皆さんの理解と協力により、団地のコミュニティ活性化が図られた成果と認識している。
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