協働(グループ活動)と対話(発表)を中心とした活動から、一定の成果が示唆された。 1.減災授業1時間目「防災・減災について考えよう」の授業の感想から ●約7割の生徒が、自然災害や避難所、関連死について理解できたことが明らかになった。 ●災害を身近に感じた生徒、備蓄などの対策をする必要性を理解した生徒、支援について主体的に考えられた生徒が、それぞれ2割いることが確認できた。 2.減災授業2時間目「避難所をデザインしてみよう」の授業の感想から ●避難所生活の実態にふれた生徒、避難所デザインに難しさを感じながらもより多くの人が安心・安全に過ごせるよう真剣に取り組んだことが窺える生徒が、それぞれ約半数いることがわかった。 ●2割以上の生徒に、視野の広がり・共生意識の高まりがみられた。 ●他のグループの発表を受けて、約6割の生徒が他班の多様な人に配慮する具体的なアイデアに関する記述をし、4割以上の生徒がクラスメートの発想のすごさを称える記述をした。移動・アクセスのしやすさ、情報共有の手段などのアイデアにふれた生徒は計6割以上いることがわかった。 |