NPOとの協働学習に取り組むことで、自分たちですべてを一から立ち上げるのではなく、資料を活用させていただいたり、イベントに運営側として参加したりするなど、NPOの企画に賛同・参加して防災学習の学びを深めるという持続可能な「win win」の関係を構築することができた。
東北訪問交流を行うことで、同じ中学生が体験した東日本大震災について学びを深めることはもちろん、自分たちの地域が今も東北の復興に貢献している現実、復興のためには地域のつながりが必要であるという切実感を体験的に学ぶことができた。
全ての人に優しい防災を考えていく中で、地域の独居老人宅の訪問を行った。「隣人の顔も知らない」といった地域関係の希薄化に一石を生徒が投じ、防災の視点で持続可能な地域社会の実現に貢献していく生徒の姿が見られるようになった。
ESDあいち・名古屋子ども会議に代表生徒が参加し、持続可能な社会の実現のためには、防災学習も重要な要素の一つであることを提案・議論した。その成果が認められ、会議の代表者として閣僚会議に登壇し、世界の参加閣僚に伝えることができた。 |