本年度は特に、防災教育ツールの「防災グッズカード」の作成に力を注いだ。これは防災グッズのイラストと「やさしい日本語」を使った説明でできており、日本語初級レベルの学習者から防災教育が実施できる。また、教師用解説書も作成し、京都府下のボランティア日本語教室をはじめとして100セットの無料配布とWebからのダウンロードを実施中。全国的な防災教育の展開につなげていく予定である。
また、日本人向けに「やさしい日本語」ワークショップを実施。市民ボランティアや国際交流団体の職員、行政等様々な人たちに、災害時に外国籍住民がどのような状況に陥るのか「気づき」、私たちに何ができるのかを「考えて」もらう実践的ワークショップを行っている。 |