障がい児者の地域生活を支えるためには、学校の所在地域と子どもたちの居住地域双方での学校理解や障がいの理解推進はかかせない。災害時に要援護者を支援するためには、日ごろからの関係作りは重要である。地域と学校の共通課題である「防災対策」をテーマとすることで、地域との「連携と協働」を推進し、学校理解や障がいの理解推進をはかることは障がいのある子どもたちの地域生活をより安全・安心なものへと向かうことを目的にとしている。
災害時、本校児童生徒のような障がいのある子どもたちが、いわゆる「避難所」で避難生活を送るには非常な困難を伴うことは過去の災害が示している。地域と協働してこのような訓練を実践できることは、地域にお住まいの災害時要援護者に多少の安全安心を提供できるものと確信する。 |