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ホーム > 2010年度実践団体の報告「「やさしい日本語」有志の会」

2010年度実践団体の報告

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「やさしい日本語」有志の会  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 「やさしい日本語」から防災教育へ
プランの対象 大学・一般の部
目 的 在住外国人や外国人観光客の多い京都。防災に関する基礎知識も少なく、言葉もわからない外国人は災害時には災害と情報の二重の被災者となる。「やさしい日本語」有志の会は、ひとりでも多くの外国人も災害時に助かってもらうため、ボランティア日本語教室で防災教育に取り組んでもらおうと立ち上がった有志による会である。
内 容

■防災教育によって災害時により多くの外国人の命が助かる!
  災害時にひとりでも多くの外国人も助かって欲しいというのが、私たちの願い。
■ボランティア日本語教室で防災教育が定期的な取り組みとして広がる!
■教えるからこそ、私たちももっと勉強しなければ。教師も勉強!意識改革に繋がる!
■地域住民、大学生など多くの人が災害時の外国人の状況を理解!
■「やさしい日本語」って言葉のバリアフリー!
災害時はもちろん、日常のコミュニケーションもアップ!
■ホームページやお知らせ文、本当にわかりやすい情報提供ができている?
外国人の視点でもう一度見直してみると改善点は多く見つかるはず。

成 果

 これまで単発で「災害時に外国人を助けるためのマニュアル」のワークショップや「やさしい日本語」のワークショップなどは行なってきたが、組織的に年間を通じて活動することによって、防災教育の重要性と必要性が京都のボランティア日本語教室に理解、浸透できたことの意義は大きい。準備活動にはたくさんの方から自主的な協力を得ることができたし、「防災教育」を単発の事業としてではなく、年間のスケジュールに取り込むところも出てきた。(財)京都府国際センターとの共催により、こうした動きは京都府の北は京丹後市から南は精華町までを巻き込み、国際交流活動の様々な団体に広がりつつある。
また、「やさしい日本語」ワークショップでは、地域住民や大学生など日本人にも災害時の外国人の状況や災害時の制度の必要性、日常からのコミュニケーションの重要性を伝えることができた。
さらにサバイバル・ウォークでは、災害における要介護者の一つとして外国人や観光客にも焦点を当ててもらうことができ、今後共通の問題解決に向けて、次の活動に繋がる種となっている。

製作物

外国人のための防災カガイドブック.pdf
やさしい日本語有志の会とは.pdf