生徒が約3ヶ月かけて、授業で日進市の洪水ハザードジオラマ(2.2m×1.05m)と防災3Dマップ(1.05m×1.05m)を作成した。また、オリジナル洪水ハザード紙芝居を作成し、保育園と小学校へ読み聞かせに行った。8月には地域住民を学校に招いて、洪水ハザードワークショップを開催した。三日間の集中豪雨の後、東海地震が発生したという想定で、地域住民と共にDIG(地図上避難訓練)を体験したり、パソコンを活用したバーチャル地震体験などを行った。また、本校は天白川の源流地域であるため、クリーンウォーキングをとおして、源流域の川を浄化することは、川の保水力を高め、洪水の予防になることを学んだり、様々な地域の川を守るボランティア団体と交流を深めた。同様に、源流域の水田の保護は、洪水防止に有効であることを体感するため、小学生やインターナショナルスクールの児童と共に、田植えや稲刈りを体験した。さらに、防災教育ゆるキャラ「洪水ミハルちゃん」を作成し、PRに役立てた。年明けには、洪水募金活動や普段はベンチだが災害時にはトイレになる「雪隠便置(せっちんべんち)」の制作等に取り組んでいる。
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