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2021年度 活動報告会開催結果

【2021年度防災教育チャレンジプラン受賞団体発表】

 2022年2月12日(土)に、2021年度防災教育チャレンジプラン活動報告会がWEB開催(Zoom)にて、行われました。

活動報告会のアーカイブ配信(YouTube)はこちら⇒https://www.youtube.com/user/ChallengePlan

※今後、団体・セッション別の動画として編集し、公開予定です。


 活動報告会では、2021年度防災教育チャレンジプランに取り組んだ12団体が、この1年間の実践活動の成果発表を行いました。

受賞団体は次の通りです。

○防災教育大賞

【京都府立東稜高等学校キャリアコースライフマネジメントクラス】

・コロナ環境下でも、週4時間の科目設定など、年間を通じて計画的にカリキュラムを実施されている点

・昨年度からの継続案件であり、昨年度と比較して地域とのつながりを重視した活動に力を注いで取り組まれている点

・動画、京都の土地柄を生かした歴史防災教訓学など、高校生の取り組みやすい関心と手法を用いた点
等が高く評価されました。

○防災教育優秀賞

【名古屋市立工芸高等学校 都市システム科/工芸防災チーム】

・工芸高校の特徴を生かし、避難誘導用蓄光ブロック、浸水害疑似体験装置など具体的なツールの開発を通じアプローチをしている点

・数年前から継続的に取り組まれ粘り強く改善を図っている点

・小学校との連携を図るなど学校や世代を超えた取り組みを行っている点
等が高く評価されました。

【千葉県立銚子高等学校】

・水害、液状化などの被害に遭った地域の特性を踏まえ、危機管理学部を持つ地元の大学、ジオパーク推進協議会、自治体としっかり連携し活動している点

・探求型学習で事前準備から実践、成果発表まで体型化されており、カリキュラムがよく練られている点

・防災とメディア、防災と正常性バイアス等の心理学の関係に着目している点
等が高く評価されました。

○防災教育特別賞

【糸魚川ジオパーク協議会】

・紙芝居作家や地元高校生などと紙芝居を作成し、幼稚園や保育園に配布する実践は、小さなこどもへの優良な教材となり大変興味深い点

・地元の活火山をテーマに、高校生や集落ごとに地域防災の活性化に向けたワークショップを開催することで、幅広い年代に自然の驚異と恩恵を共有する場となっている点

・また、立地の災害特性を踏まえた多岐にわたる連携やワークショップを展開されたその行動力
等が高く評価されました。

【長岡技術科学大学】

・電気ブレーカーキットの実験は、技術系大学ならではの高い技術のもので、独自性の高い取り組みである点

・また、実験にあたっては、地元の技術者や防災関係者の協力を得るなど地域の方々を巻き込んで取り組んでいる点

・天然ダムを模擬したキットでは、実際に小学生と一緒に学習し、小学生から出た生の声を生かし、改良を見出し検討している点
等が高く評価されました。

【岡山大学教育学部・酒向研究室】

・防災とダンスを結び付ける発想が、極めて新規性が高い点

・また、ダンスによって、防災を身近に感じる防災意識変容効果など、効果に対する検証や指導書の作成などもしっかり取り組んでいる点

・子供からお年寄りまで幅広く利用でき、汎用性が高いと思われる点
等が高く評価されました。


【2022年度防災教育チャレンジプラン実践団体発表】

 活動報告会の後半では、2022年度の実践団体に選ばれた団体がプランの概要を発表しました。取り組み内容については、次年度のメルマガでご紹介していきますのでご期待下さい。

 なお、2022年度実践団体として採択された団体は以下の12団体です。

・愛知県刈谷市井ヶ谷町内会体育部
・愛知県立ひいらぎ特別支援学校
・愛知工業大学名電高等学校
・犬山市立楽田小学校
・江戸川区立一之江小学校
・減災Days
・静岡県立駿河総合高等学校
・信州大学観光防災マップ活用グループ
・東京都立調布特別支援学校
・2011 team釜石小ぼうさい
・文京 de BOSAI
・見てみようよ!常総市の会

(実践団体名 50音順)