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防災教育チャレンジプラン
【2014年度防災教育チャレンジプラン受賞団体発表】2015年2月21日(土)に、東京・有明の「有明の丘基幹的広域防災拠点施設」で、2014年度防災教育チャレンジプラン活動報告会が開催されました。活動報告会では、2014年度防災教育チャレンジプランに取り組んだ15団体が、この1年間の実践活動の成果発表を行いました。 受賞団体は次の通りです。 ○防災教育大賞【仙台市立南吉成中学校】中学生が主導的に防災訓練の企画等を行うことによって、生徒の防災活動に対する主体性・積極性が養われる。地域防災の中核となる中学生の育成が計らえている点、学校・地域・家庭の強度体制化を図り、学校という枠を超えた地域全体としての防災教育活動を展開しているという点などがとても高く評価されました。 ○防災教育優秀賞【香川県立盲学校】聴覚・嗅覚・触覚などを生かした独自の体験型学習を進め、これにより生徒の防災力の向上が計られた点、避難所等における目の不自由な人の円滑な移動について、ガイドロープを用いた方法を提案し、実証実験を交えた点などが評価されました。 【上富田ふれあいルーム】 非常に多くのプログラムを熱心に企画・実施し、防災教育の主な対象である子供たちが飽きない工夫をしている点、また、子供たちが自ら考え動くプログラムを行うことによって、子供たちの責任感や積極性が養われている点が評価されました。 【埼玉県立日高特別支援学校】 災害時に身体が不自由な生徒をいかに避難させるかという難しいテーマに対して、緊急地震速報を用いた避難訓練、そして引き渡し訓練の実施、職員研修による校内危険箇所の洗い出しなど、着実に検討を積み重ねている点が評価されました。 ○防災教育特別賞【周防大島町立城山小学校】瀬戸内海地域の地震津波対策の要点をかぞえ唄としてまとめ上げ、子供から老人まで対象を選ばず、広く防災活動を行ってきた点、過去の災害の教訓から学び、今後の地震津波対策に生かそうとしている姿勢などが評価されました。 【防災腹話術研究会】 独自性の高い分野にも関わらず、教室に通うことで自己修得し、子供から大人まで対策を選ばない防災知識の啓発ツールを作り上げた点、また、教本の作成や研修会を通して、取組みを進め、全国に広めようとしている点が評価されました。 【2015年度防災教育チャレンジプラン実践団体発表】活動報告会の後半では、2015年度の実践団体に選ばれた団体がプランの概要を発表しました。取り組み内容については、次年度のメルマガでご紹介していきますのでご期待下さい。なお、2015年度実践団体として採択された団体は一般枠13団体、入門枠7団体です。 (一般枠) ・埼玉県立日高特別支援学校 ・香川県立盲学校 ・竜南いのち守り隊 ・一般社団法人PORO ・名古屋市立工芸高等学校 高校生防災セミナーチーム ・西予市立皆田小学校 ・ふるさと未来創造堂 ・釧路市立大楽毛小学校 ・名古屋市立中央高等学校(昼間定時制) ・高知県立須崎工業高等学校 ・特定非営利活動法人 高齢者住まいる研究会 ・鈴木 健介 ・いのちを守る防災教育を推進する会 (入門枠) ・京都府立伏見工業高等学校システム工学科都市情報システムコース課題研究・防災班 ・兵庫県立神戸聴覚特別支援学校 ・Hug-kum 防災プロジェクトチーム ・多文化演劇ユニット MICHI ・愛知県知立市立八ツ田小学校 ・田辺市立新庄第二小学校 ・マキノ町辻区防災プロジェクト |