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2014年度チャレンジプラン団体の紹介〜 活動報告会の様子

実践団体の紹介 防災教育交流フォーラムの様子 活動報告会の様子

2014年度防災教育チャレンジプラン・活動報告会

「2014年度防災教育チャレンジプラン 活動報告会の様子」

 2015年2月21日、東京有明にある「有明の丘基幹的広域防災拠点施設」で「2014年度防災教育チャレンジプラン活動報告会」が開催されました。
《参 考》有明の丘基幹的広域防災拠点施設とは…
 会場となる施設は、首都圏において、大規模かつ広域的な災害が発生した際に国・地方公共団体等の合同現地対策本部を設置される施設で、日本で初めて基幹的広域防災拠点として整備された施設です。
 当日は、2014年度に活動を行った一般枠実践団体15団体、2015年度に採択された一般枠実践団体13団体の発表が行われ、とても有意義な報告会となりました。下記に、活動報告会での様子をご報告いたします。

■開会挨拶

林 春男 委員長(京都大学防災研究所 巨大災害研究センター教授)  開会では、林 春男 委員長(京都大学防災研究所 巨大災害研究センター教授)より、「本日は活動報告会にご参加いただき、ありがとうございます。防災教育チャレンジプランがこのような形になったのは2004年からなので11年になり、その間200近くの団体が活動してきた。
 昨年には一般社団法人防災教育普及協会を作り、これからも防災教育の推進に寄与させていただこうという心構えで「ぼうさい甲子園」や「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」のみなさんにも加わっていただき、オールジャパンというつもりで活動を続けている。
 『地域における防災教育の実践に関する手引き』ということで、防災教育を始める方々のヒントになるように、これまで10年にわたっていろいろ活動していただいた団体の防災教育を推進するにあたってのノウハウをまとめたガイドラインを作成した。3月に仙台で開かれる国連防災世界会議の中で、東北大学と防災教育普及協会の共催でパブリックフォーラムを開催し、その場でガイドラインを公表する。日本語版と英語版を作成し、国連防災世界会議に向けての日本からの成果の一つということで、チャレンジプランのこれまでの10年を中心に世界のみなさんにみていただこうという試みである。ガイドラインを作るにあたって内閣府のパブリケーションとしているが、チャレンジプランとのコラボレーションという形で、このような成果物ができたので、この場を使ってご報告させていただく。
 1年間頑張っていただいた2014年度実践団体の成果を楽しみにしている。2014年度実践団体の発表を聞いて、2015年度実践団体は良いものをぜひ真似して取り入れていただきたい。」とご挨拶をいただきました。

 

■2014年度 実践団体発表

 2014年度防災教育チャレンジプランに取り組んだ15団体から、防災教育交流フォーラムの際に実行委員会から指摘のあったアドバイス等を活動につなげ、1年間の実践活動をとりまとめた最終報告を発表していただきました。

国崎 信江 委員(株式会社危機管理教育研究所 代表)  各団体の講評は、国崎 信江 委員(株式会社危機管理教育研究所 代表)より各団体の1年間のチャレンジポイントや今後さらに期待したいことについて、団体ごとに丁寧にご説明いただきました。また、「成果物のみならず、今までの取り組みは皆様にとって間違いなく財産だと思う。生活に根差すための防災という意味では、今後も防災教育を続けていただきたい。」とコメントを述べていただきました。

 当日は、審査委員会による評価、表彰も執り行われました。今年度の防災教育大賞には、「仙台市立南吉成中学校」が選ばれました。
 また、防災教育優秀賞には、「香川県立盲学校」、「上富田ふれあいルーム」、「埼玉県立日高特別支援学校」が選ばれ、防災教育特別賞には、「周防大島町立城山小学校」、「防災腹話術研究会」が選ばれました。

防災教育チャレンジプラン審査委員会 渡邉 正樹委員長(東京学芸大学教育学部 教授/日本安全教育学会 理事長)  表彰式では、防災教育チャレンジプラン審査委員会 渡邉 正樹委員長(東京学芸大学教育学部 教授/日本安全教育学会 理事長)より、「各賞を受賞された団体の皆様、おめでとうございます。また、受賞されなかった団体の皆様におかれましても、いずれの取り組みも将来性があり、引き続き他の実践団体の良い点を吸収し、内容を充実させていただきたい。」とご挨拶をいただき、受賞した団体へのコメントを述べていただきました。

※受賞団体一覧はこちらへ

表彰風景
記念撮影風景
(仙台市立南吉成中学校、香川県立盲学校、上富田ふれあいルーム、埼玉県立日高特別支援学校、周防大島町立城山小学校、防災腹話術研究会)

■2015年度 実践団体発表

 2015年度一般枠実践団体に選ばれた学校、地域組織・団体など13団体が取組プランの概要を発表しました。

※採択された団体一覧はこちらへ
 なお、会場の一角では、各実践団体が行っているプランに関する展示を行いました。2014年度実践団体が一年間取り組んだ数多くの活動概要や、2015年度実践団体のこれまでの活動の写真などで華やかになり、多くの方が大変興味深く鑑賞されていました。

 活動報告会の最後には、林 春男 実行委員長より「受賞団体の皆様おめでとうございます。朝から長時間に渡りご参加いただきありがとうございました。
 2015年度実践団体のみなさんは実行委員のコメントを参考にして1年間どんどんチャレンジを試みていただき、秋に中間報告会、来年のこの時期に活動報告会を予定しているので、より立派なプログラムになって帰ってきていただきたい。11年経って、みなさんのレベルが着々と上がり、参加人数も増えて嬉しく思う。これからも引き続きよろしくお願いします。」とご挨拶をいただきました。

 2014年度の実践団体の皆さま、本年度の活動にご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。サポーターとして今後も防災教育チャレンジプランにご協力をお願い申し上げます。また、2015年度の実践団体の皆さま、これから一年間、どうぞ宜しくお願いいたします。


【防災教育チャレンジプラン事務局】
 
下記(YouTube)にて、発表当日の模様を映像をご覧いただけます。
(※データ容量が大きいため、表示に時間がかかる場合があります。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLyCETxXAdkgCPDmlfP2zRi3QQPFCjqMNK