開会では、林 春男 委員長(京都大学防災研究所 巨大災害研究センター教授)より、「本日は活動報告会にご参加いただき、ありがとうございます。防災教育チャレンジプランがこのような形になったのは2004年からなので11年になり、その間200近くの団体が活動してきた。
昨年には一般社団法人防災教育普及協会を作り、これからも防災教育の推進に寄与させていただこうという心構えで「ぼうさい甲子園」や「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」のみなさんにも加わっていただき、オールジャパンというつもりで活動を続けている。
『地域における防災教育の実践に関する手引き』ということで、防災教育を始める方々のヒントになるように、これまで10年にわたっていろいろ活動していただいた団体の防災教育を推進するにあたってのノウハウをまとめたガイドラインを作成した。3月に仙台で開かれる国連防災世界会議の中で、東北大学と防災教育普及協会の共催でパブリックフォーラムを開催し、その場でガイドラインを公表する。日本語版と英語版を作成し、国連防災世界会議に向けての日本からの成果の一つということで、チャレンジプランのこれまでの10年を中心に世界のみなさんにみていただこうという試みである。ガイドラインを作るにあたって内閣府のパブリケーションとしているが、チャレンジプランとのコラボレーションという形で、このような成果物ができたので、この場を使ってご報告させていただく。
1年間頑張っていただいた2014年度実践団体の成果を楽しみにしている。2014年度実践団体の発表を聞いて、2015年度実践団体は良いものをぜひ真似して取り入れていただきたい。」とご挨拶をいただきました。