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防災教育チャレンジプラン
【2013年度防災教育チャレンジプラン受賞団体発表】2014年2月22日(土)に、東京・有明の「有明の丘基幹的広域防災拠点施設」で、2013年度防災教育チャレンジプラン活動報告会が開催されました。活動報告会では、 2013年度防災教育チャレンジプランに取り組んだ17団体が、この1年間の実践活動の成果発表を行いました。 受賞団体は次の通りです。 ○防災教育大賞【気仙沼市立階上中学校】小中合同の訓練、学年別防災体験活動、避難所設営訓練など様々な訓練の充実が図られ、地域と密接に連携しつつ、震災を風化させない工夫がなされている点、3年間で防災学習のサイクルを構築するなど、体系的かつ継続性が高い取組みがなされている点、また、こうした取組みが生徒の主体的な行動に結びついている点などが高く評価されました。 ○防災教育優秀賞【仙台市立南吉成中学校】学校教育の中で、充実した活動が多岐にわたり行われ、生徒の関心を保つ工夫がなされている点、地域を含めた防災訓練・シンポジウムを中学生が主導し、地域防災力の向上に貢献している点、丁寧なアンケート分析により成果を明確にし、PDCAサイクルのもと取組の充実がなされるとともに、汎用性や有効性が示されている点などが評価されました。 【飯田市赤十字奉仕団】 郷土の災害について丹念に調べ、紙芝居により後世に語り継ぐ努力がなされている点、良質の紙芝居が多くの場で上演され、DVD化によりさらに活用の幅が広がった点、前作の「恐怖の集中豪雨」や、今作の「飯田大火とりんご並木」など新たなチャレンジをしつつ、地域とのつながりを拡大する努力を行うなど、継続的に活動されている点などが評価されました。 ○防災教育特別賞【アトリエ太陽の子】防災教育の根本として、「命の大切さ、尊さ」というテーマを明確にし、子供たちの感受性に強く訴え、心に残る取組としての工夫をこらしている点、被災地への精神的な支援において、高い独自性を発揮している点、また、このような独自性の高い取組みを他の地域でも取り組めるようパッケージ化にも努めている点などが評価されました。 【御嵩町立上之郷小学校】 大きな被災経験が少ない地域で、試行錯誤しつつ、学校を中心として関係機関・地域・家庭が連携し、多様な「命を守る学習・訓練」を通じて、熱心に防災教育に取り組み、確実に防災意識の向上を図ることにより、地域防災力の向上につなげている点などが評価されました。 【千葉県立千葉聾学校】 親子で居住する地域の防災安全マップの作成、テーマパークの避難誘導の聞き取り調査など、学校周辺の活動に留まらず、あらゆる場所での災害との遭遇に対して危機意識を持った活動が行われている点、地域とのつながりが希薄な中で防災コミュニティへの積極的な参加を図りつつ、障害への理解と共助の意識の共有に努めている点などが評価されました。 【2014年度防災教育チャレンジプラン実践団体発表】活動報告会の後半では、2014年度の実践団体に選ばれた団体がプランの概要を発表しました。取り組み内容については、次年度のメルマガでご紹介していきますのでご期待下さい。なお、2014年度実践団体として採択された団体は一般枠15団体、入門枠10団体です。 (一般枠) ・静岡大学教育学部藤井基貴研究室 ・上富田ふれあいルーム ・仙台市立南吉成中学校 ・新潟市立小針小学校 ・竜南いのち守り隊 ・埼玉県立日高特別支援学校 ・香川県立盲学校 ・糸魚川市立大和川小学校 ・芦北町立田浦小学校 ・周防大島町立城山小学校 ・一般社団法人PORO ・中津市立城北中学校 ・防災腹話術研究会 ・NPO法人防災白熱アカデミィ ・能代市消防団 (入門枠) ・雄勝花物語実行委員会 ・静岡県立沼津特別支援学校 愛鷹分校 ・釧路市立大楽毛小学校 ・気仙沼市立階上小学校 ・大堤こども有志会 ・西予市立皆田小学校 ・ハッピーアイランド ・NPO法人大分県ノルディック・ウォーク連盟 ・特定非営利活動法人 千葉自然学校 ・京都府立田辺高等学校地歴公民科 |