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2013年度チャレンジプラン団体の紹介〜 活動報告会の様子

実践団体の紹介 防災教育交流フォーラムの様子 活動報告会の様子

2013年度防災教育チャレンジプラン・活動報告会

「2013年度 防災教育チャレンジプラン 活動報告会の様子」

 2014年2月22日、東京有明にある「有明の丘基幹的広域防災拠点施設」で「2013年度防災教育チャレンジプラン活動報告会」が開催されました。
《参 考》有明の丘基幹的広域防災拠点施設とは…
 会場となる施設は、首都圏において、大規模かつ広域的な災害が発生した際に国・地方公共団体等の合同現地対策本部を設置される施設で、日本で初めて基幹的広域防災拠点として整備された施設です。
 当日は、2013年度に活動を行った一般枠実践団体17団体、2014年度に採択された一般枠実践団体15団体、入門枠実践団体10団体の内5団体の発表が行われ、とても有意義な報告会となりました。下記に、活動報告会での様子をご報告いたします。

■開会挨拶

林 春男 委員長(京都大学防災研究所 巨大災害研究センター教授)  開会では、林 春男 委員長(京都大学防災研究所 巨大災害研究センター教授)より、「本日は活動報告会にご参加いただき、ありがとうございます。防災教育チャレンジプランがこのような形になったのは2004年からなので丸10年になりました。その間200近くの団体が活動してきました。来年度からは次の10年に向けて飛躍をしていきたい。
 一昨年に南海トラフ巨大地震の被害想定、昨年末には首都直下地震の被害想定が発表された。どちらも信じられないような規模の被害が想定されているが、犠牲者の数には幅があり、この数字の違いは一人一人の防災力の違いであり、それを育てるためには防災教育が必要である。
 今日は2013年度の団体の発表を聞いて、2014年度の団体は良いものをぜひ真似して取り入れていただきたい。」とご挨拶をいただきました。

 

■2013年度 実践団体発表

 2013年度防災教育チャレンジプランに取り組んだ17団体から、防災教育交流フォーラムの際に実行委員会から指摘のあったアドバイス等を活動につなげ、1年間の実践活動をとりまとめた最終報告を発表していただきました。

松尾 知純 委員(防災ゲート・パートナーズ 代表)  各団体の講評は、松尾 知純 委員(防災ゲート・パートナーズ 代表)より各団体の1年間のチャレンジポイントや今後さらに期待したいことについて、団体ごとに丁寧にご説明いただきました。また、「資金面で続けていく事が難しくなる状況が来るかもしれないが、細々とでも続けられることは何かを考えていただいて、来年度以降も是非防災教育を続けていただきたい。」とコメントを述べていただきました。

 当日は、審査委員会による評価、表彰も執り行われました。今年度の防災教育大賞には、「気仙沼市立階上中学校」が選ばれました。
 また、防災教育優秀賞には、「仙台市立南吉成中学校」と「飯田市赤十字奉仕団」が選ばれ、防災教育特別賞には、「アトリエ太陽の子」、「千葉県立千葉聾学校」、「御嵩町立上之郷小学校」が選ばれました。

防災教育チャレンジプラン審査委員会 渡邉 正樹委員長(東京学芸大学教育学部 教授/日本安全教育学会 理事長)  表彰式では、防災教育チャレンジプラン審査委員会 渡邉 正樹委員長(東京学芸大学教育学部 教授/日本安全教育学会 理事長)より、「各賞を受賞された団体の皆様、おめでとうございます。また、受賞されなかった団体の皆様におかれましても、いずれの取り組みも大変優れており、甲乙つけることが大変難しい中での審査結果でした。」とご挨拶をいただき、受賞した団体へのコメントを述べていただきました。

※受賞団体一覧はこちらへ

表彰風景
記念撮影風景
(気仙沼市立階上中学校、仙台市立南吉成中学校、飯田市赤十字奉仕団、アトリエ太陽の子、千葉県立千葉聾学校、御嵩町立上之郷小学校)

■2014年度 実践団体発表

 2014年度一般枠実践団体に選ばれた学校、地域組織・団体など17団体が取組プランの概要を発表しました。
 また、今年度は2014年度入門枠実践団体からも発表の希望を募り、全10団体のうち発表を希望した6団体による発表が行われました。

※採択された団体一覧はこちらへ
 なお、会場の一角では、防災関係団体の展示や各実践団体が行っているプランに関する展示を行いました。2013年度実践団体が一年間取り組んだ数多くの活動概要や、2014年度実践団体のこれまでの活動の写真などで華やかになり、活動報告会の来場者だけでなく、そなエリアの見学者などの多くの方が大変興味深く鑑賞されていました。

 活動報告会の最後には、林 春男 実行委員長より「受賞団体の皆様おめでとうございます。朝から長時間に渡りご参加いただきありがとうございました。本日は全部で37団体の発表を聴いていただきました。この後の懇親会でさらにアイディアの交換、連携を深めていただき今後の防災教育に役に立てていただきたい。
 来年の3月に仙台で国連の防災会議が開催されるため、チャレンジプランとしてもその会議を意識して10年間の成果を世界に発信してきたいと考えている。
 また、今年の秋に中間報告会、来年2月に活動報告会を予定していますので来年度もよろしくお願いします。」とご挨拶をいただきました。

 2013年度の実践団体の皆さま、本年度の活動にご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。サポーターとして今後も防災教育チャレンジプランにご協力をお願い申し上げます。また、2014年度の実践団体の皆さま、これから一年間、どうぞ宜しくお願いいたします。


【防災教育チャレンジプラン事務局:渡邉 友美】
 
下記(YouTube)にて、発表当日の模様を映像をご覧いただけます。
(※データ容量が大きいため、表示に時間がかかる場合があります。
http://www.youtube.com/playlist?list=PLyCETxXAdkgDJw9hWwJsA0UhO0k3wxBx3