社会課題対応に人々の参加を望んでも、自発的参加は意識の高い一部にしか期待できず、仕事や授業といった外発的な動機付けで取り組むことが多い。一方、課題によっては人々の支持や参加が欠かせないこともあり、「きっかけ」や「関わりしろ」が必要となる。我々は①社会課題についての問いかけを用いるコミュニケーションと、②ゲームの楽しさを活かすゲーミフィケーションを提案し、そのツール提供や実践支援を行っている。特に防災分野では、自治会等には「問いかける手法」を、防災士や個人には「ゲーム」や「アプリ」を提供している。 |