地域住民と合同で防災訓練を実施するなど防災の取組みを通して、学校・家庭・地域の連携強化をより一層図る。市の防災課と消防局の指導の下、生徒が地域の高齢者を連れて避難する訓練等を行う。また、生徒が地域で自主的に防災に取組めるよう市の防災リーダー認定講習会を受講し、防災への意識を高める。さらに、生徒の防災に対する意識を高めるために道徳の授業を行い、命を大切にする教育を推進する。
高齢者が多く住む地域から、災害時等は「中学生が頼りだ」という声をいただいている。そこで、「地域に貢献できる生徒の育成」を目指し、防災教育の取組みを始めて3年目となった。本校では、子どもが自らの命を守るとともに、助けられる側から助ける側になることを目指している。尊い命を守るために、防災教育を通して瞬時に適切な判断を行い、危険回避能力を身につけた生徒を育成している。