1. 実施対象者の共生・人の多様性視点を育み、社会の中の多様な人々のニーズへの理解を深めることで、被災者のイメージを広げる。
2. 家庭生活および社会生活を営む立場から当事者意識をもって災害について考えられる人を育てる。
3. 災害対策を被災者視点(防災)と被災者支援視点(減災)の両方から捉え、行動できる人を育てる。
多様な人々が自分らしさを大切にしながら、安心・安全でより豊かな生活が営める社会、持続可能な社会を実現したい、という思いを持つ大学、高校の家政・家庭科教員により組織された研究会です。
私たちはこれまで、研究キーワードに「ユニバーサルデザイン(UD)」を据え、中学校、高校、大学、小学校教員を対象に、『家庭科UD学習手引書』を用いた授業を提案してきました。
このたびは、上記UD学習手引書の発展的位置づけとして、高校生を対象に、共生・多様性の視点に立った減災教育の教材開発を目指しています。