NBC災害の際に、防護服を着た隊員が言葉に頼らず避難誘導を行うためのツール開発と、実際に現場での使用に耐えるデザインモデルの作製・検証を消防署と共同で行っていきます。その過程で大学生が防災に対しての知識を得ること、多職種連携による防災活動の意義を知ることを目的としています。
実際の消防隊員との共同開発により、現場のニーズを盛り込んだツールの開発が可能であることが特徴です。
川崎医療福祉大学 医療福祉マネジメント学部 医療福祉デザイン学科は、医療福祉分野においてデザインのスキルと医療福祉の知識を活用して、主体的に問題解決ができる人材を育成している学科です。
岡山県内の消防署から相談を受けたことをきっかけに、学生有志メンバーによるチームを結成し、2016年より災害時避難誘導用ピクトグラムを共同で開発してきました。昨年、総務省消防庁の消防防災科学技術賞で優秀賞をいただきました。