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2022年度実践団体の報告

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減災Days  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 幼児からスタートする切れ目ない防災教育
プランの対象 園児
目 的

昨年度防災教育チャレンジプランのご支援を頂き、山形県中山町で民・官・学の連携でスタートした「幼児からスタートする切れ目ない防災教育」 今年度は小・中学校実施の部分は自走する部分となり、防災教育チャレンジプランでは幼児教育機関での遊びを通じ「プレ小学生」としての生活をスタートさせる年長児さんへの幼児型アクティブラーニング防災教育が目的・ポイントとなります。

また、園の教育に合わせ4月の入学に向け「幼児と保護者」への防災教育活動(子どもたちの学びの共有・家庭防災への波及効果)として、プログラムの要点をまとめた動画配信を実施し、4月からスタートする小学校教育での防災教育へのスムーズな連動と学校防災への理解に発展・寄与し、現幼児教育の課程の中にスムーズに導入できることが目的・ポイントとなります。

概 要

新型コロナ感染症への対応や、教育課程に沿うプログラムということを重点としたため、園にての実施(うんどう・リズム・読み聞かせをベースにしたプログラム、またNHK放送局との協働)が1月からのスタートとなりました。また、動画配信についても2月中旬から春休みなどを目途に行ってまいります。

成 果

幼児教育時に園の教育に沿った防災教育(園の安全教育とは別の視点で)との出会いがあることで、子どもたちの防災教育の熟成はもちろん、町内全園・全小学校での実施ということの結びつきが「小1の壁」といような環境の変化による心の葛藤を生みにくくしていると、関係した先生方の声から、子どもたち、また先生方の意識の変化として成果を感じた。

またプロトタイプとして作成している物語を通して、災害への理解は勿論、防災・減災は怖いという恐怖観念からの教育という切り口ではなく、防災教育がもっと体感的に、環境的に、子どもたちにもいのちを守るための学問(体験)であるということへの認識・理解が深まったと感じる。知らないから怖いのであり、いつもの体験(教育課程に沿った防災教育)を行うことで、スムーズに興味を発掘し、楽しい体験からその後の学びを自走して深められるという心の教育に寄与していると感じている。

製作物