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ホーム > 2022年度実践団体の報告「2011 team釜石小ぼうさい」

2022年度実践団体の報告

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

2011 team釜石小ぼうさい  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 災害伝承 2011 team釜石小の軌跡 『このたねとばそ』
プランの対象 小中学生、地域住民、教育関係者、一般
目 的

東日本大震災発災時に、下校後で学校管理下外にいた釜石小学校の子どもたちは一人一人の判断で全員が大津波から自分の命を守り抜いた。震災から11年が経過し、記憶、伝承の風化は進んでいる。

そこで、本プランでは、当時の学校、教職員、子どもたちの状況や手記、原点である釜石小学校の防災教育等を記した本『このたねとばそ』を発刊した。特に、当時釜石市の防災教育をご指導くださった片田敏孝氏(現東京大学大学院特任教授)にご執筆いただき、貴重な一冊となった。

また、災害伝承や防災意識の向上を目指し、大津波を生き抜いた子どもたち(現在大人)が講師となり、現在の小学生に「東日本大震災伝承フィールドワークとパネルディスカッション」を行った。

概 要

①東日本大震災伝承本『このたねとばそ』の発刊にチャレンジ

②『このたねとばそ』の拡大配布にチャレンジ〜Googleformアンケートによる検証〜

③東日本大震災伝承フィールドワーク・パネルディスカッションにチャレンジ

成 果

①11年前の東日本大震災時に学校、教職員、子どもたちが何を考え、どう動いたか、震災前の防災教育の取組と、震災後の学校や子どもたちの歩み等について、後世に伝える伝承本『このたねとばそ』を作成することができた。

②読者アンケートから、子どもたちの軌跡、防災教育の具体的な方策、学校教育の在り方等に深く感銘を受けていただいた。ぜひ多くの人に読んでほしい、増刷をという声がたくさんあった。

③大津波を生き抜いた子どもたちと、現在の小学生が実際の避難経路を体験したり、直接話し合ったりすることは新たな発見と防災意識の高揚につながった。

製作物

5 2011team釜石小ぼうさい 製作物『このたねとばそ』 web用.pdf