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ホーム > 2021年度実践団体の報告「減災Days」

2021年度実践団体の報告

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減災Days  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 幼児からスタートする切れ目ない防災教育
〜日常コミュニティがいのちを守る〜
プランの対象 園児・小学生(高学年)・教職員/保育士等
目 的

プランの目的は「自分たちの未来を、自分たちで選択し、社会に関わる「視点・生きる力」を防災教育を通じ身につけること」です。発達の段階に添いアクティブラーニング型の学修者の主体的で能動的な資質能力を育成します。防災・減災教育として、子どもたちが元々持つ知識・技能と防災・減災の新しい知識を結びつけ、多様なアプローチで思考・判断し、表現する場を設けます。理解していること、経験したこと、今できることを見つめ、これからどの様に自分の社会を拡げ、社会と関わり、より良い生き方を探求できるか、家族・学校・校外の人材などとの関わりを通じ、いのちを守ることに加え、自らを取り巻く人・町・社会への愛着や興味を育み、防災・減災に欠かせない非認知能力を育みます。

概 要

・教師と協働し教科指導で得た知識・経験の定着に防災・減災の知識を結びつける。

・身の回りで起こった災害やハザードマップを自分事として捉える。

・デジタルとアナログの手法を共に活かし、学びを深める。

・学びを共有し、安心して表現できる環境を作ることや表現力を身につける。

成 果

この度の防災教育チャレンジプランをきっかけに、中山町では町内の教育機関・行政・防災教育チャレンジプラン採択者を含む防災教育協議会を発足。また今年度(令和3年度)からスタートした町の総合計画に防災教育を打ち出し、幼児期からの切れ目ない防災教育を盛り込むこととなったことは、単発的な防災教育とは異なり、継続して子どもたちの防災力育成に携わることができる環境が整ったこととなった。

単に知識提供・体験提供型の防災教育としてではなく、まちづくり、人づくりとしての防災・減災教育を、現場の先生方と協働して教科連動型の授業として実施することで、現場の先生方の防災意識を高めることが出来た。また教科連動となることで子どもたちの学びへの興味を大きく引き出すことが出来た。

子どもたちの学びを通じて、家庭防災力へのアプローチができ、保護者の防災意識を高める結果が得られた。今後は展示や発表などを通じて地域(町内)への防災意識向上の連鎖が起きる様、計画している。