町内会の行事として、1979年を第1回開催として40年にわたり開催してきた歴史ある運動会。
地域の教員養成大学の学生たちを見守り、育てようという思いをもつ住民の思いから、町内会の体育部が学生とともに運動会をつくりあげ、教師をめざす学生が、将来の防災教育の担い手として求められる知識・技能を身につけ、防災運動会への参画をとおして、地域との交流体験をもつための支援を行うことを活動のねらいとしている。
・学生にとって日々の大学生活の場である井ヶ谷地域を知り、地域住民と出会うための支援をする。
・町内防災運動会の取り組みを大学および学生と共有し、学生の参画により運動会を活性化するとともに、地域住民の防災意識の向上をめざす。
・実践活動を将来的に防災教育年間プログラムとして展開し、大学の授業での単位化をめざす。
・防災運動会は昨年度と違って直前の中止判断であったため、大学との連携と準備のほとんど全ての過程を関係者で実践・共有することができた。また、代替企画として実施した大学キャンパスをコースとした新春ウォーキングは、防災を前面に出した行事として実践できた。
・コロナ禍においても、学生団体(地域サークル)と連携して活動を積み重ねることができた。その成果から、2022年度より試行的に授業の一環として学生の町内での活動を実施することになった。