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ホーム > 2018年度実践団体の報告「四国遍路の心でつなぐ防災教育研究会」

2018年度実践団体の報告

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

四国遍路の心でつなぐ防災教育研究会  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 みんな集まれ この指とまれ 防災の輪っ Ⅱ
プランの対象 大学・一般
目 的

全国に10年先んじて高齢化が進む四国地方において、巨大なハザードに対峙する時に防災の支援者たる担い手がほとんどいないところに着目。高齢者自身が自らの自尊感情を高め、自らの命を守るための意識の高まりのためのコンピテンシーを育成するための、アプローチの仕方について社会的実験を含めた取り組みを展開した。特に高松市社会福祉協議会とのコラボは異色だったが極めて有効。

内 容

大人も子供も楽しく学べる「防災教育コンピテンシーの開 発」をめざす。民間、各種団体、自治会、青年会議所、社会 福祉協議会、研究者、行政の支援等が緩やかに無理なく繋がる、生涯学習としての「研究コンソーシアム」の提案である。

各種団体や行政が、無理なく緩やかにつながれる「研究コンソーシアム」として、また「生涯学習」として幅広い世代が楽しく学べる展開とした。 ①インバウンド、在日外国人労働者に向けた現状と防災教育観の発信(県観光振興課等とコラボ) ③都市部のマンション乱立・高齢化対応の提案(「避難しない避難」の選択肢の提案と取り組み) ④楽しく学べる仕組みの提案(「防災フェス in サンポート高松」の開催) ⑥過疎化・高齢化する地方防災の在り方を考える。

成 果

?・人口減少と高齢化により、孤立せざるを得なかった四国最北端の町で、高齢者自身が高い志をもって防災に取り組めるようになったこと。

・マンション防災では、これまで防災には取り組めていなかったマンションが動き出し、そこを中心に地域コミュニティの自主防災会や、林立する他のマンションへの良い意味での波及効果がみられるようになったこと。

・社会の色々な組織や立場の人たちが、無理強いをすれば離反するので、緩やかに綱がけるコンソーシアムとしての組織を試行し、それなりの成果をあげられたこと。

・「老老支援」が現実になっている地方防災において、在宅避難を「避難しない避難」として提案し、地域理解を得たこと。

・メディア各社とうまく協力関係が構築できて、われわれの取り組みが、より多くの人の議論の対象となりえたこと。

製作物

08_四国遍路の心でつなぐ防災教育研究会.pdf