NPOや企業との協働学習に取り組むことで、自分たちですべてを一から立ち上げるのではなく、資料を活用させていただいたり、イベントに運営側として参加したりするなど、防災学習の学びを深めるという持続可能な関係を築くことができた。
東北復興支援訪問では、世代は変われども、4年間交流を続けていることで、荒浜中学校の生徒との「つながり」を感じることができた。トマト農家での収穫ボランティアでは、被害の状況、復興の現状を学び、トマト農家の復興に対する力強さを感じることができた。閖上震災を伝える会の語り部のお話では、自分たちと同じ中学生が災害下にどのような思いで生活していたのかを知り、中学生の役割の大きさ、人と人とのつながりの大切さを感じた。また災害の実際を目の当たりにすることで、地域を守るための使命感を得た。
12月に学区で行われた防災訓練には、全体で100名の生徒が有志として運営に携わった。このことからも、自分たちが学区の防災リーダーであるという自覚が見られた。 |