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ホーム > 2014年度実践団体の報告(一般枠)「一般社団法人PORO」

2014年度実践団体(一般枠)の報告

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一般社団法人PORO  実践団体の紹介・連絡先
発表資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 障がいを持つ子のための楽しく学ぶ防災教育
プランの対象 児童
目 的 ●障がいを持つ当事者の自助能力の向上を目的としている
●障がい児の特性に配慮した教育方法を採用している
内 容

 発達障がい、知的障がいなど障がいのある子を対象に、ワークショップを開催。
 知的障がいやコミュニケーション能力が欠如した子の防災となると、これまで、支援者がどのように対処するかという観点が中心に実践が行われてきた。 
 しかし、災害発生時にいくら早急に支援者が駆けつけても自閉症児者が状況を理解していないと避難の説得に時間がかかるという課題もあり、当事者の自助能力の向上は、障がい児者の防災においても大きな課題となっている。このような問題意識から、障がい特性に配慮し、自助能力の向上を目的とした防災教育を目指している。

成 果

○聴覚過敏や光過敏など、感覚過敏によって引き起こされるパニックの事例を踏まえて事前の対策、およびパニック時の対処法について検討することができた。
○発言のルールを明示する等、通常の特別支援教育の手法を応用できる場面もあり、支援者や先生方の意見を反映した実践活動ができた
○出来なかったことではなく、出来たことに着目し、先生や保護者の方にも障がいがあってもここまでのことができると理解してもらうことができた。
○一方、施設での実践では、通常は問題の見られない子でも意外な場面で恐怖によりフリーズするケースもあり防災教育実践を通した発見により支援や防災対策の改善を行うこともできた。

製作物