子育て家庭では、「家族がバラバラの時に被災したらどうするのか?」という不安を強く感じている。
そこで、小・中学生でも防災行動をとれ生き延びた子どもたちがたくさんいた事例などから、普段からの防災教育の大切さを親に伝えられた。
また、幼児であっても「防災プレ教育」として、子どもの発達に合った学習を行うことができるということが親の気づきとなった。その第1歩として、防災講座に参加したことで満足することなく、各家庭に戻ってから「家族防災会議」を定期的・継続的に行う必要性を得ることになった。日常的に防災について親子で話すことが、いざという時の冷静で適切な判断を導くことにつながっている。 |