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ホーム > 2010年度実践団体の報告「西の地防災きずな会」

2010年度実践団体の報告

防災教育の素材で探す  イベントとして実施したい  総合学習や選択授業で実践したい

西の地防災きずな会  実践団体の紹介・連絡先
最終報告会資料(PDF) | 最終報告書(PDF)

プラン名 みなみ版防災動画教材制作プロジェクト
プランの対象 大学・一般の部
目 的  昭和南海地震の発生から64年が経ち、その体験談が聞かれなくなってきた。今、その体験談を映像等に残しておかなければ、いずれは全く聞くことができなくなる時が必ず来る。
そこで、我々は地元の大学と連携して、昭和南海地震の体験談を中心とした地域独自の防災動画教材(DVD2枚組)を制作し、地元の小中学校をはじめ自主防災組織、県立防災センター等に配布し、教訓という名のタスキを次世代につなぎ、次の南海地震に向けて防災力の向上を図る。
内 容

・昭和南海地震体験談の聞き取り調査を行う。
・対談形式で体験談の撮影を行う(徳島文理大学メディアデザイン学科と連携)。
・次の南海地震の被害想定等に関する動画を制作する(徳島大学環境防災研究センターと連携)。
・地元の児童・生徒、ならびに地域住民を対象に試写会を開催する。
・試写会の感想等を踏まえて効果を検証し、完成品を量産して地元の小中学校等に無料配布する。

成 果

・徳島文理大学ならびに徳島大学と連携して、地域独自の防災動画教材を制作することができた。
・この防災動画教材の試写会では参加者に対し、地震・津波の恐ろしさや防災対策の重要性を再認識 させることができた。
・体験談の取材協力者に対し、火災警報器の無料設置を行うことで、さらに地域の防災力向上に寄与することができた。
 昭和南海地震体験談の聞き取り調査は、過去に大学等をはじめさまざまな機関で実施されているが、改めて実施すると、まだまだ知られていない事実がたくさんあり、この活動の重要性を再認識することができた。過去の体験者の教訓を過去のものとせず、次世代に残し、つないでいくことは防災対策の第一歩であると言える。

製作物

語り継ぐ・昭和南海地震DVD表紙.pdf